ニホンイノシシ

2015年のニホンイノシシに関する主なニュース

<12月>

山口大学キャンパスにイノシシ エサ求め神出鬼没 (2015年12月23日 毎日新聞)

山口市の山口大学吉田キャンパスに最近、イノシシが出没している。
東側にある動物医療センターや、中心部の理学部、北西側の正門付近と、神出鬼没だ。
動物生態学が専門の細井栄嗣(えいじ)准教授が2頭のイノシシの動画を撮影した。
まだ、体長約80センチの子どもで、エサを探して鼻面で地面を掘っている。
ただ、子のそばには母親がいる可能性もあって危険という。
細井准教授は「いまは小さくても、やがては大きくなる。カワイイではすまされません」。



豊田に完成 イノシシ肉など駆除促進へ /愛知 (2015年12月23日 毎日新聞)

イノシシなど獣肉加工処理施設が豊田市新盛町菅田でこのほど完成した。
1月10日から稼働する。
畑などを荒らすイノシシを食べて駆除を進めようと、足助地区の住民らが設立した会社「山恵」(小沢庄一社長)が国、
市の交付金、補助金計約3500万円を受け、約5400万円で建設した。
年間約300頭の処理を予定し、鍋用のほかソーセージ、肉まんの具などの商品化を期待している。
施設は鉄骨平屋建て約80平方メートルで、枝肉処理室、包装室などがある。市内では毎年、
3000〜4000頭のイノシシ、シカが捕獲され、一部は鍋用に解体、販売されるが、大半は埋めて処分されている。
このためイノシシ肉を地域の資源として活用しようと、住民が会社を設立した。
市農政課によると、同種の施設は新城市、岡崎市などにあり、県内で4カ所目。



三木市、「イノシシ撃退大作戦」 10年で事業費2億円 (2015年12月21日 産経ニュース)

イノシシによる農作物への被害拡大を防ごうと、三木市は10年間で総事業費2億円超を投入するプロジェクト
「イノシシ撃退10年大作戦」をスタートさせた。
「防御と駆除」を重視し、侵入防止柵(さく)やわなを大幅に拡充して「守り」を固めるほか、
ハンター育成につながるように助成も行って「攻め」も後押しする。
市は大作戦のスタートに伴い、21日の12月定例会最終日に電気柵の設置補助などの
事業費1千万円を盛り込んだ補正予算案を可決した。

市農業振興課によると、同市では近年、イノシシにイネが踏み荒らされたり、
サツマイモが食べられたりする被害が増加傾向にある。
平成24年度に12カ所(被害総額19万円)だったのが、25年度に17カ所(64万円)になると、
26年度には過去最悪の39カ所(100万円)に急増。
今年度はさらに被害が広がり、9月末時点ですでに75カ所(134万円)になっている。

こうした状況に、市は「防御と駆除」に重点を置いた大規模なイノシシ対策を立案。
36年度までの10年間で約2億6千万円を投じて事業推進することを決めた。

「防御」では、イノシシの侵入防止柵(金網柵、電気柵)について、
これまでは集落が設置する場合に市が費用の半額を補助していたのを、最大で全額補助に切り替え。
これまで随時設置してきたわなは、10年間にわたって毎年200基ずつ計2千基を増強する。

一方、「駆除」では、ハンターの数が増えることを狙って、
猟友会に入会しようとする人を対象に狩猟免許取得費など必要経費の半額程度を助成する。
同課は「補助金を活用して対策を強化することで、イノシシ被害の防止につなげたい」としている。



ペットのイノシシ逃走でけが人 飼い主夫婦を書類送検 80キロの巨体も姿くらます 香川・丸亀 (2015年12月14日 産経WEST)

ペットとして飼っていた体重約80キロのイノシシが逃走、男女3人にかみつくなどして負傷させたとして、
香川県警丸亀署は14日、過失傷害の疑いで、丸亀市の会社員の男性(58)とパート従業員の妻(60)を書類送検した。
同署によると、イノシシは鉄製のおりで飼っていたが、出入り口を壊して逃げた。
2人は「簡単に逃げるとは思っていなかったが、管理に不備があったのは間違いない」と認めているという。

送検容疑は、おりを十分に整備するなどして事故を未然に防ぐ注意義務を怠り、イノシシが6月5日夕に逃げ出した。
翌6日午前7時ごろ、近所に住む3人を襲い、けがを負わせた疑い。
同署によると、イノシシは体長約1・5メートルの雄で、その後、見つかっていない。



3日連続大イノシシ捕獲 85キロ級「珍しい」 大多喜の小林さん (2015年12月10日 ちばとぴ)

大多喜町老川地区の小林栄さん(82)が、体長約130センチ、
体重約85キロの大イノシシを3日連続で捕まえた。
箱わな猟を約20年続け、年間100頭前後を捕獲する小林さんは
「1度に10匹捕らえることはあったが、大物が続くのは珍しい」と顔をほころばせた。

小林さんは狩猟歴約60年のベテラン。
箱わなは縦横100センチ、奥行き200センチで、手作りの金属製。
米ぬかをベースにした餌でおびき寄せるという。

11月中旬、イノシシの足跡と長年の経験を頼りに、自宅周辺の山中に15カ所ほど仕掛けた。
12月初旬に見回ると、ほぼ同じ大きさのイノシシがそれぞれ別の場所に連日掛かっていた。
一般的なサイズの体長70〜80センチ、体重30〜40キロをはるかに超えており、
親戚の薗田晃さん(73)と一緒に市原市内の薗田さん方まで運搬して解体した。
「脂ののりが良くて最高」と小林さん。肉は近所の人にお裾分けするという。

◆被害続出で住民決起
老川地区では4〜5年前からイノシシなどに田畑を荒らされる被害が続出しており、
地域の有志13人が害獣を駆除する団体「養老渓谷ワナ研究会」(米本郁徳会長)を立ち上げた。
小林さんの指導の下、狩猟免許の取得や捕獲技術の向上を目指す。

小倉慶二郎副会長(66)は、10アールの田んぼで丹精込めて育てた稲を食い荒らされた経験があるという。
電気柵を設置しても百パーセント防ぐことはできず、草刈りなど維持管理も必要。
行政に害獣駆除を要望しても改善しなかったといい、「自分たちでやれることはやろう」と決意した。

「捕獲する数より、生まれる数が多い」と頭を痛める小倉さん。
まずは個体数減を目標としており、「肉も有効活用できれば」と意気込んでいる。



人気集める白イノシシ 飯塚・ピクニカ共和国 [福岡県] (2015年12月10日 西日本新聞)

全身白い毛並みのイノシシが飯塚市八木山のふれあい動物園ピクニカ共和国で飼育され、人気を集めている。
上野動物園(東京)の飼育相談員は「全身白色の個体は病弱で、野生では外的に狙われやすい。
成体を見られるのは極めて珍しい」としている。
ピクニカ共和国によると、白いイノシシはニホンイノシシの雌で、体長1メートル。
推定3歳という。
2年前、飯塚市内の山道で弱っているのを住民が見つけ捕獲した。
その後、希望した別の住民が飼育してきたが、大きくなったためピクニカ共和国が9月に譲り受けた。
飼育スタッフの江口宗太さん(21)によると、
遺伝子欠損で黒の色素を作れない「アルビノ」という病気にかかったイノシシも体毛が白いが、目は赤いという。
「このイノシシは目が黒い。イノシシはもともと、氷河期の保護色だった白の色素遺伝子を持っており、
突然変異で現れたのではないか」と推測した。

白いイノシシ



イノシシに足をかまれ男性3人軽傷 高松市 (2015年12月5日 日刊スポーツ)

5日夕から6日朝にかけ、高松市西植田町の山中で男性3人がイノシシに襲われ、
足をかまれるなどして軽傷を負った。

高松東署によると、5日午後4時ごろ、狩猟中の男性(67)が、
わなにかかったイノシシを捕獲しようとしたところ、
足を引きちぎってわなから脱し、男性の右足などをかんで逃げた。

また、6日午前8時ごろ、近くの畑で農作業中の男性(78)が森に入った際、
イノシシに襲われ、駆け付けた近所の男性(82)とともに腕などにけがをした。
同署によると、イノシシは同一の可能性があるという。



阿弥陀堂イノシシ被害 芝荒れ誘客に水 いわき市捕獲対策強化 (2015年12月4日 福島民報)

いわき市内郷の白水阿弥陀堂の敷地内で、イノシシに芝生を掘り起こされる被害が後を絶たない。
阿弥陀堂は県内唯一の国宝建造物で、平成28年度に市全域を博覧会会場に見立てて催す「いわきサンシャイン博」の
目玉の一つになっている。
景観を損なえば誘客に水を差しかねず、市は捕獲者への報奨金の増額などの対策を強化する。
被害が深刻なのは、阿弥陀堂の敷地約24万3600平方メートルのうち、市有地約6万5000平方メートルの一部。
市は今年2月に住民からの通報で芝生やハスが咲く池の周辺で被害を確認し、
地面が大きく陥没した数カ所を重機で固める応急措置を講じた。
被害はその後も拡大し、市は約50万円で周囲に電気柵を設置した。
参拝者や観光客の往来のため敷地全体を囲えず、秋には柵の切れ目からイノシシが侵入した。
対策を講じても荒らされる「いたちごっこ」に市文化・スポーツ課は「観光客が増える来春に再び応急処置を行い、
景観の維持に努めたい」としている。
周辺の農作物が荒らされる被害も相次いでいる。
地元住民の1人は「震災前までイノシシの被害は無かったのに年々、深刻化している。県や市の早急な対策が必要だ」と
事態打開を訴える。
個体数の抑制に向けた県のイノシシ管理計画を基に、市が推計した市内の生息数は平成26年度で約1万300頭。
農業や生態系に影響しない「安定生息数」は約1100頭で、約10倍に相当する。
市環境企画課の藁谷孝夫課長(54)は「震災と原発事故に伴う捕獲の減少で個体数が急増したと推測している。
山の餌が足りず、里に下りているのではないか」と話す。
市は10月に1頭当たりの捕獲報償金を従来の1万円から最大2万円に引き上げるとともに、
今年度の捕獲目標数を2400頭から3000頭に増やした。
今年度から始まった県の直接捕獲事業と合わせた市内の捕獲目標数は4000頭となる。
県猟友会平支部の国友昭和支部長(76)は「会員への呼び掛けを強め、駆除する人数を確保したい」と話している。



<11月>

イノシシ飼い犬襲う 安中・松井田被害相次ぐ (2015年11月30日 上毛新聞)

群馬県安中市松井田町で8月以降、飼い犬がイノシシに襲われたとみられる被害が相次いでいたことが分かった。
市は珍しいケースとして、緊急の捕獲事業を実施し、近隣住民に注意を呼び掛けた。
市農林課によると、8月25日に同町国衙(こくが)の民家付近で、中型犬がイノシシに襲われて死んだ。
鎖につながれた犬の鳴き声を聞いた住民が駆け付けたところ、現場で倒れた犬と、
イノシシの姿を確認し、市などに通報した。



イノシシ被害が急増 市が撃退10年大作戦 三木 (2015年11月26日 神戸新聞)

急増するイノシシなどによる農業被害を防ぐため、
兵庫県三木市は2015〜24年度に「イノシシ撃退10年大作戦」に乗り出す。
山と農地の境目に侵入防止柵を100%設置することを目指し、
集落への助成を拡充するほか、猟友会による捕獲体制も強化する。
市は市会12月定例会に、事業費1千万円を盛り込む一般会計補正予算案を提案する。

イノシシによる水稲被害は、13年度は17カ所64万円だったが、
14年度は39カ所100万円と急増し、15年度は9月末現在で75カ所134万円に上る。
捕獲頭数も13年度の65頭から、14年度は122頭と倍増した。
稲穂をかみつぶしたり踏み荒らしたりするほか、畑のサツマイモなども被害を受けているという。



特急にイノシシ衝突 JR高崎線、一時運転見合わせ (2015年11月18日 サンスポ)

18日午前8時15分ごろ、群馬県高崎市のJR高崎線倉賀野−新町間で、
高崎発上野行きの特急スワローあかぎ4号(7両編成)にイノシシが衝突した。
乗客にけがはなかった。

JR東日本高崎支社によると、衝突の影響でブレーキのエアー漏れがあったり、
1号車のドアの開閉ができなくなったりした。
高崎線は高崎−籠原間の上下線で一時運転を見合わせた。



イノシシにかまれ女性ケガ 車に体当たりも (2015年11月9日 ytvニュース)

香川県さぬき市で9日朝、イノシシが出没し、女性1人がかまれてケガをした。
9日午前6時40分頃、さぬき市長尾西の老人介護施設で、
出勤してきた女性職員(39)が車から降りて歩いていたところ、イノシシと遭遇した。

女性を助けた人「赤いバッグは飛んでるし、白い靴も飛んでいるので、
普通と違うなと思って見たらイノシシが(頭を)バーっと振ってすごい状態になっていたので」

イノシシは体長約130センチで、女性は右腕などをかまれ、全治約2週間のケガをした。
事件を目撃した同僚の女性が自分の車でイノシシを追い払おうとしたところ、
車に何度も体当たりをして東へ逃走したという。
女性を助けた人「イノシシの牙か何かでガーっと突進してきて」

今年の香川県内でのイノシシの目撃情報は、149件と前年同期比で52件も増えている。
また、市街地に出没する数が増えていて、県ではイノシシに出くわした場合、
刺激をしたり走ったりせず静かに距離をとるよう呼びかけている。



焼津の海岸沿いにイノシシ (2015年11月7日 中日新聞)

◆県道通行止め、警戒心薄れ
焼津市の大崩海岸沿いで、イノシシの出没回数が増えている。
同市と静岡市を結ぶ県道静岡焼津線が通行止めになっていることで警戒心が薄れ、
近くの高草山から下りてきているとみられる。
海岸沿いには集落もあり、焼津市農政課の内山喜久一課長は
「人への被害が出ないよう、イノシシを山に押し込める必要がある」と警戒を強めている。

県道は二〇一三年十月の台風26号で道路が沈下し、海岸沿いの約一・二キロが通行止めになっている。
曲がりくねった一本道で、通行止めになる前は、裏道として利用する車が多かった。
車がほとんど行き来しなくなったのに伴い、山あいの元小浜地区などでイノシシの目撃情報が急増。
農作物の被害が深刻化したと訴える複数の住民の声が市に寄せられるようになった。

そもそも、焼津市内では全域でイノシシの捕獲数が増えている。
一四年度は一三年度から倍増の五十八頭だった。
本年度は九月〜十月末に二十五頭がすでに捕まっている。
元小浜地区では一四年度、捕獲おり一基を市が初めて設置。
一五年度は二基に増やし、さらなる増設も検討している。

市鳥獣被害防止対策協議会委員の増岡初男さん(73)=焼津市小浜=は
「今までは出てこなかった場所にも出没するようになった。民家の近くにも現れ、車との衝突事故もあった」と話す。
海岸沿いはドングリなどイノシシのエサになるような植物は少なく、
内山課長は「エサを探しに来るわけではなく、安全な場所と認識し、ねぐらにしているのでは」と分析する。

通行止めの一・二キロ部分は当面、復旧できないため、周辺では今年五月から、
被災箇所を迂回(うかい)する約一キロのトンネル工事が行われている。
市は、工事車両の往来によって、イノシシの出没状況に変化がでるか注視している。



山里歩き 気分はハンター…イノシシ猟ツアー (2015年11月4日 西日本新聞)

鋸南町が、都会の人や若者に参加を呼びかけた「狩猟エコツアー」が3日、横根地区で行われた。
定員20人に89人の応募があり、抽選で千葉市や市川市、東京や埼玉などから32人が入山。
紅葉が始まった山里でイノシシを追うツアーに同行取材した。

「けもの道トレッキング」と名付けられたツアーは、南房総地域でイノシシの農業被害や捕獲数が増加していることを
逆手にとった害獣対策の一環として、町と地元猟師らが初めて開催した。
会場はJR保田駅から北東へ約7キロの山里。家族連れや女子大学生を含む、
県外12人、県内20人の20〜60歳代が参加した。

午前中は、同地区の施設でサルやシカなどを含む有害獣の実態や狩猟の常識などをまず学んだ。
講師役の県農林総合研究センターの植松清次・主任上席研究員は
「イノシシの増え過ぎは、ハンターの減少や高齢化も一因。
捕獲された害獣の9割は埋めて処分され、肉が利用されていない」と指摘した。

午後は、同地区の山間部に「横根ワナ組合」のベテラン猟師、金木郁男さん(71)らの案内で入山。
中山間部ながら上り下りが急で、獣道は細く滑りやすく、ヤブもある。
一行は、野生獣が大集合するという竹林のエサ場をはじめ、仕掛けられた鉄製の「箱型ワナ」や足を狙う「くくりワナ」、
電気防護柵などを見学した。

チェックした約10か所のワナに野生獣はかかっていなかったが、中にはエサだけなくなっているワナも。
植松さんがイノシシの学習能力の高さや、120センチの障害物を跳び越える跳躍力があること、
鼻を使って60〜70キロの力で柵などを押し上げることを説明すると、参加者はびっくり。
両親と参加した市川市の小学6年古屋喜大君(11)は
「ワナの仕組みもすごいが、イノシシも頭がいい」と感心していた。

銚子市の大学生茂木春菜さん(21)は「ワナの免許を取りたいので、いい経験になった」と語った。
一行とともに全行程を歩いた白石治和町長は「山はドングリが多く、
ここのイノシシは(ドングリを与えて飼育する)イベリコ豚状態で肉はおいしい。
狩猟や山里の楽しさとともに、有害獣の脅威を知ってもらえたはず」と話した。

◇ジビエ料理教室も開催
狩猟エコツアーは、ガイドの解説を受けながら自然を体験するエコツアーに、狩猟の要素を付け加えたもの。
ワナ猟からジビエ(野生鳥獣肉)料理までを学ぶ。
狩猟や山里に関心を持ってもらい、ハンター養成にもつなげたいと鋸南町が企画した。
トレッキングは12月12日、1月11日にも開催する。
第2弾「解体ワークショップ・ジビエ料理ワークショップ」は12月から2回。
問い合わせは町ツアー事務局(0470・55・4805)へ。



福岡市南区の花畑園芸公園付近でイノシシ1匹目撃情報 (2015年11月4日 西日本新聞)

福岡南署によると、4日午前9時ごろ、福岡市南区桧原の花畑園芸公園付近で、
イノシシ1匹がうろついているのが目撃された。
同署は「イノシシを見かけても、不用意に近づかず、騒いだりしないように」と呼びかけている。



相馬に「イノシシ用焼却炉」着工 2016年4月稼働を目指す (2015年11月3日  福島民友)

東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域を中心に急増するイノシシを処分するため、
相馬市と新地町でつくる相馬方部衛生組合は2日、同市でイノシシ用の焼却炉の建設に着手した。
来年4月の稼働を目指す。
建設場所は相馬市光陽にある焼却施設の敷地内で、市と町で捕らえられたイノシシを処分する。
60キロ程度のイノシシを1日3頭処理でき、バグフィルターで放射性物質の飛散を防止する。
排ガスが含む放射性物質濃度を定期的に測定し、月に1度、市と町のホームページなどで公表する。

2日には現地で焼却炉の安全祈願祭が行われ、同組合管理者の立谷秀清市長がくわ入れなどを行い、工事の無事を祈った。
相馬市では捕らえたイノシシを民間のペット火葬場で焼却するなど対応してきたが、
処理能力がイノシシの捕獲量に追い付かず、課題になっていた。
同組合は、イノシシの増加は原発事故との因果関係が明らかとして、焼却炉の運営費用を東電に賠償請求する方針。



<10月>

イノシシ:あす狩猟解禁 捕獲に注力 県、農業被害軽減に向け /石川 (2015年10月31日  毎日新聞)

11月1日から来年3月末まで県内でイノシシの狩猟が解禁される。
急増する農作物被害を減らすため、県は2009年度から狩猟期間を国の定めよりも段階的に拡大している。
人口減少による里山環境の衰退や耕作放棄地の増加で年々、
イノシシの生息エリアは広がっており、人為的な捕獲で被害を減らす。

県自然環境課によると、イノシシによる農業被害はここ15年ほどで急増。
被害額は07年に初めて1000万円を超え、14年は前年比2倍の約9150万円と過去最悪となった。

里山はイノシシの生息地と人里との“緩衝エリア”の役割を果たしてきたが、
近年は人口減で人の手が入らなくなり、イノシシが入り込むようになった。

事態を改善しようと、県はハンターによる捕獲に力を入れている。
狩猟期間は通常、国の定めで11月15日〜翌年2月15日の3カ月間。
自治体の判断で延長可能なため、石川では09年度から終了日を3月末まで延ばし、
12年度からは開始日を11月1日に前倒しした。

担い手確保も課題だ。狩猟免許はわなやライフル銃など捕獲道具によって4種類あり、
県内の取得者数は今年3月末時点で延べ1093人。
ここ数年はほぼ横ばいで、取得者の高齢化が進む。
県は試験の回数を、従来の年3回から今年度は4回に増やし、取得しやすい環境を整えている。
10月には初心者を対象にした捕獲マニュアルも作り、
県自然環境課のホームページからダウンロードできるようにした。
同課の担当者は「深刻化する被害を減らすため、捕獲の担い手を確保し、地道に取り組むしかない」と話す。



激突したのはイノシシか?バイクで転倒の男性けが (2015年10月30日  テレ朝ニュース)

バイクで走行中の男性が転倒してけが。
イノシシがぶつかってきたとみられています。

29日午前5時半ごろ、滋賀県野洲市の県道を原付きバイクで走行していた31歳の男性が転倒しました。
バイクのすぐ後ろを走っていた乗用車の運転手が、2頭のイノシシがバイク転倒直後、
事故現場から走り去るのを目撃していて、イノシシがバイクにぶつかったとみられています。
男性は頭などを強く打つけがをしました。
付近の住民:「食べ物がないから(イノシシが)来る。親子が一度来たら、ずっと来る」
事故現場のすぐ近くには住宅街があり、警察は注意を呼び掛けています。



まさに猪突猛進 住宅街にイノシシ、最後は溝で… 福岡 (2015年10月29日  西日本新聞)

29日午後、福岡市西区で住宅街をイノシシが走り回り、
商店のガラス扉を突き破るなどの騒ぎがあった。
イノシシは約2時間後、溝にはまって動けなくなり、殺処分された。
けが人はいなかった。

西署によると、イノシシは体長約1メートルのメス。
29日午後1時40分ごろ、同区下山門(しもやまと)1丁目のクリーニング店のガラス扉を破って店に侵入。
店の外に出た後も通行人にぶつかりながら走り回った。

その約2時間後、クリーニング店から南東に約2キロ離れた同区福重5丁目で、
住宅と住宅の間の溝(深さ1メートル、幅30センチ)にはまっているイノシシを署員らが発見。
地元の猟友会員らがその場で殺処分した。

この間、「イノシシが逃げている」などの110番通報は約10件相次いだという。
近くに住む女性(37)は「こんな住宅街にイノシシが出るなんて。子どもが帰ってくる時間なので怖かった」と話した。



暴れイノシシ、店舗出入り口を壊して逃走中 福岡市西区下山門1丁目 (2015年10月28日  西日本新聞)

29日午後1時37分ごろ、福岡市西区下山門1丁目の店舗出入り口にイノシシが激突。
イノシシは出入り口を壊して逃走中。福岡西署が行方を追っており、負傷者がいるかどうかは確認中。
イノシシは、現場から福重5丁目付近の間で目撃されている。



食べ物を洗う、グルメなイノシシが見つかる (2015年10月28日  ニッケイIBP)

「ブタのように食べる」という表現は、普通はいい意味では使われない。
ブタといえば「汚い」という印象を持たれがちだが、ブタの仲間であるイノシシの中には、
食べものを洗ってから食べるきれい好きがいることが、
英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとスイスのバーゼル動物園の研究によりわかった。

実験の対象となったイノシシたちは、食べものが汚れているかいないかを判断でき、
汚れていればすぐにはかぶりつかず、きれいに洗ってから食べていた。
イノシシは環境に順応する能力が高い知的な動物だが、食べものを洗う様子が確認されたのはこれが初めてで、
学術誌「Animal Cognition」に発表された。

食べものを水に浸して揺するような動作をする動物には、この他にもアライグマ、鳥、サルの仲間などがいる。
しかしこうした動物たちは、本当に食べものを洗っているとは限らない。

一部の鳥は食べものを水で湿らせるが、それは単に飲み込みやすくするためだ。
アライグマは水中に手を入れてくるくると回すことがあるが、
この動作は手で水中の様子を確認し、獲物を探すためであって、食べものを洗っているわけではない。

動物が本当に食べものの汚れを落とそうとしているのか判断するには、
その動物が食べものがきれいであるか、泥がついているかを見分けて、
汚れたものを水辺へ持っていくか確認する必要がある。

イノシシが食べものを洗うという発見は、偶然目撃した光景から生まれた。
バーゼル動物園の職員であるターニャ・ディートリッヒ氏が、
あるとき、動物園に来たばかりの成体のイノシシと若いイノシシが、砂がついている半分に切ったリンゴを口で拾い上げ、
園内を流れる小川のほとりまで運んでいることに気がついた。
イノシシはリンゴを水の中に入れ、鼻先で揺するように動かしてから食べたという。

ディートリッヒ氏からこのイノシシの珍しい行動について聞いたユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの人類学者、
フォルカー・ゾマー氏とエイドリアーナ・ロウ氏は、
イノシシが食べものを意識的に洗っているのか確かめるため、実験を開始した。

実験では、イノシシたちに切ったリンゴをたくさん与えた。
リンゴはきれいなものと砂のついたものが入り混じっている。
するとイノシシは、砂のついたリンゴを川辺に運び、浅い水の中に入れると、
鼻先を使って30秒ほどつつきまわし、砂をきれいに落としてからこれを食べた。
彼らがきれいなリンゴを水辺へ運ぶことは一度もなかった。

実験中、イノシシは常にきれいなものしか食べなかったわけではない。
朝に食べものをもらえなかった場合、彼らはまず砂のついたリンゴを洗わずにいくつかむさぼり食べ、
その後で残りを水辺まで運んでいった。
また、トウモロコシやテンサイといった好物は洗わずに食べてしまった
(一方で、同じくごちそうである鶏肉は、水辺に運んで洗ってから食べた)。

「お楽しみは後で」は高度な能力
泥だらけになるのを好むブタが、食べものの汚れにこだわるのはなぜだろうか。
おそらく、砂の味や感触が苦手だからだろうと研究者たちは考えている。
また、砂が長い間口に入っていると歯が削られる恐れがあるため、
砂を落とすことによって口を守ろうとしているという可能性もある。

バーゼル動物園のイノシシが、個体ごとに試行錯誤しながら食べ物を洗うというアイデアを得たのか、
それとも1頭のイノシシが洗い始め、他の個体がそれを真似たのかは定かではない。

この行動が始まった原因や過程がどういうものだったにせよ、
今回の実験結果で、イノシシが清潔な食べものと汚れた食べものを明確に区別することができ、
またそれを水辺まで持って行って洗うまで、食べる楽しみを先延ばしにできることがはっきりと証明された。
楽しみを先延ばしにするというのは高度な能力で、チンパンジーや人間などの非常に知的な動物にとっても難しいことだ。

国際自然保護連合(IUCN)イノシシ専門家グループの代表者である生態学者のエリック・メイジャード氏は、
このイノシシの行動は、捕獲された集団において観察された「ぜいたくな習性」であるように思えると語る。
「彼らはリンゴを洗いましたが、一方で非常に空腹のときや、好物が出されたときには洗いませんでしたから」

ロウ氏は、イノシシが食べものを洗い始めたのは、バーゼル動物園にやってきてからだと考えている。
以前にいた動物園では、どの個体にも洗うという行動は一切見られなかったそうだ。

メイジャード氏は言う。
「こうした研究によって、イノシシがどれほど特別な動物かということが認識されれば、
保護にもつながります。世界では15種ほどのイノシシの仲間が絶滅の危機に瀕しています。
うち数種は絶滅寸前という状態で、注意深く見守っていく必要があります」



筑波山麓の畑にイノシシ ソバ食い荒らし全滅 (2015年10月27日  常陽新聞)

収穫前のソバ畑がイノシシに襲われ全滅した。
そば打ち会を楽しみにしていた森林ボランティア団体「つくばフォレストクラブ」の面々は肩を落としている。
ソバ畑はつくば市山口、中山しずえさんの所有地。
イノシシはクズ…続きを読むにはログインが必要です。



イノシシ出没相次ぐ/9月以降、市街地で59件 (2015年10月26日  四国新聞)

香川県内でイノシシの被害が相次いでいる。
9月以降の市街地への出没件数は59件で、前年9〜10月の38件を大幅に上回っている。
2人の負傷者が出たほか、農作物の被害も後を絶たず、2010年度以降、被害額は毎年1億円に上っている。
冬に備えるための餌探しを市街地周辺の田畑で行っているのが原因とみられ、
県みどり保全課は「『おいしい餌』があると味を占めたと考えられる。
人とイノシシの生活圏の境界が極端に近くなっている」と注意を呼び掛けている。

同課によると、市街地への出没件数は、最初に統計を取った2010年度は26件だったが、14年度には176件まで増えた。
特に餌探しの時季に当たる9〜11月に集中し、14年度はこの期間だけで77件に上った。
本年度はそれをさらに上回るペースで推移している。

イノシシによる農作物への被害も深刻化している。
県農業経営課によると、年間被害額は10年度に前年の約2・5倍となる約1億4500万円に急増。
約9700万円だった14年度を除き、以降も毎年1億円を超えている。
同課は「イノシシの被害を受けたことで、耕作を放棄する人が増えている。
実質的な被害はさらに大きいだろう」と指摘する。

被害拡大の背景にあるのが10年の猛暑。
山間地ではこの年、イノシシの主食となるドングリが早く落ち、秋に山で餌不足に見舞われた。
このためイノシシが人里に下り、畑や市街地周辺で放棄果樹などを見つけた。
容易に餌にありつけることを知ったイノシシが山に戻らず、人里に住み着いたと推察される。

こうした栄養価の高い餌の影響で、個体数も急激に増加。
狩猟などによる捕獲数は08年度の約3500頭から右肩上がりの状態で、
12年度に過去最高の6979頭にまで増えた。
また今月、三豊市内で推定体重150キロ超のイノシシが捕獲されたように、巨大化も懸念される。

県みどり保全課は「秋はイノシシが最も活動的になる。
今後も市街地への出没が予想され、十分な注意が必要」としている。



体長1.5メートルの巨大イノシシ捕獲/三豊 (2015年10月23日  四国新聞)

香川県三豊市高瀬町で巨大なイノシシが捕獲され、地元の猟友会メンバーらも驚いている。
県みどり保全課によると、イノシシは体長約1・5メートル、体重は推定150キロ超。
「10歳ぐらいのオスで、県内では最大クラスの大きさ」としている。

同町の無職、近藤照男さん(79)が集落近くでの目撃情報を受けて、
今月15日に地元猟友会の宮崎好正さん(81)にわなの設置を依頼。
19日朝、犬と散歩中にわなに掛かっているのを発見した。
3人で軽トラックに積もうとしたが、あまりに重く、フォークリフトで運搬した。
直径4ミリのわなのワイヤは、半分ほど引きちぎられた状態だったという。
近藤さんは「『普通じゃない』と一目で分かる大きさ。牙もすごかった」と語っていた。

巨大イノシシ



愛媛、イノシシ突っ込み3児軽傷 住宅街で集団登校中 (2015年10月23日  長崎新聞)

23日午前7時半ごろ、愛媛県新居浜市西連寺町2丁目の住宅街で、
集団登校中の小学生9人の列に、後ろからイノシシ1頭が突っ込み、児童3人が脚に捻挫や打撲の軽傷を負った。

新居浜署によると、負傷したのは市立角野小の1年男児(6)、1年女児(7)と、3年女児(8)。
1年の男女は救急搬送され、3人とも病院で手当てを受けた。

近くにいた保護者がイノシシに気付いて学校に連絡し、教頭が110番した。
警察官15人と地元猟友会でイノシシを追ったが、近くの山中へ逃げ込んだという。



標高2600メートルにイノシシ 北ア 高山植物に影響懸念 (2015年10月22日  信濃毎日新聞)

県は22日、大町市の北アルプス・後立山連峰の岩小屋沢岳(2630メートル)山頂付近の
標高約2600メートル地点に設置したセンサーカメラで今夏、イノシシの姿を撮影したと発表した。
同連峰の高山帯でイノシシの姿を確認するのは初めて。
県環境保全研究所(長野市)は、イノシシが地面を掘り返すことなどによる高山植物への影響を懸念している。

カメラは高山帯の生態系を継続調査する目的で、
6月下旬に同連峰爺ケ岳(2669メートル)から岩小屋沢岳にかけて7台設置した。
このうち、岩小屋沢岳山頂から約300メートル離れた標高2590メートルの地点と、
同70メートル離れた標高2610メートルの地点で、7月2日にそれぞれ1枚ずつイノシシを撮影。
体の特徴などから同じ個体とみられるという。

県や環境省は、同じ山域で、2007年と11〜14年にもカメラを設置しているが、
これまでイノシシを撮影したことはなかった。

同研究所飯綱庁舎の佐藤繁次長は、撮影した個体が1頭とみられることから、
「繁殖や定住の可能性はまだ分からない」と説明。
ただ、地中の虫を食べるために地面を掘り返したり、高山植物の根を食べたりする可能性があるといい、
「今後の高山植物への被害を注視する必要がある」としている。

県は既に環境省に撮影を報告。今後も同山域での調査を続けつつ、新たな対策が必要か検討する。



郡家小運動場にイノシシが侵入/丸亀署員捕獲 (2015年10月22日  四国新聞)

21日午後3時15分ごろ、香川県丸亀市郡家町の郡家小で、運動場にイノシシが侵入したのを児童が発見。
110番通報で駆け付けた丸亀署員約20人が刺股(さすまた)などを使って捕獲した。
同校は当時、集団下校中で、児童約20人が学校に残っていたが、校舎に避難してけが人はなかった。
パトカー約10台が出動する「大捕物」となり、住宅が立ち並ぶ周辺は一時、騒然となった。

同署によると、イノシシは体長約1メートル、体重約30キロのオス。
同日午後2時40分ごろ、現場近くの住宅地で出没したのを皮切りに、
目撃の通報が相次ぎ、同署が警戒に当たっていた。

県内ではイノシシの活動が活発になっており、今月14日にも高松一高(高松市桜町)に1頭が侵入して駆除された。
16日には同市牟礼町で琴電志度線の電車と衝突したほか、善通寺市善通寺町の民家にも侵入した。
県みどり保全課は「刺激すると反撃される。見かけてもそっと離れてほしい」としている。



高岡市中心部 住宅地などでイノシシ目撃相次ぐ (2015年10月19日  チューリップテレビ)

19日未明、高岡市の住宅地などでイノシシが相次いで目撃され、
警察などでパトロールを強化し、警戒にあたっています。

高岡警察署によりますと、イノシシは19日午前1時半ごろから午前2時半ごろに、
高岡市中心部の西側の瑞穂町と西町、宮田町で、また、午前3時ごろから午前4時ごろまでの間、
駅南の清水町と京田、上関町で相次いで目撃されました。

イノシシは成獣とみられ、体長はおよそ1.3メートルあり、通行人からの通報を受けた警察官が発見し、
追跡したものの、捕獲できませんでした。

警察や消防などでは19日朝、目撃された周辺の小学校の通学路などを見まわり、警戒にあたりました。
高岡警察署では相次いで目撃されたイノシシは同じイノシシであるとみて、パトロールを行い、注意を呼びかけています。



善通寺でイノシシ/男性が襲われけが (2015年10月17日  四国新聞)

16日午後7時半ごろ、香川県善通寺市善通寺町の民家で、玄関内にイノシシが侵入し、
住人の男性(55)が襲われて両脚などにけが。
イノシシは逃げた。
当時この家は夕食の準備中で、丸亀署は匂いに誘われたとみて、周囲の民家に注意を呼び掛けている。

同署によると、イノシシは体長約1メートル。
直前に、この家の玄関横のガラス戸を突き破り、台所まで侵入していた。
男性が追い払ったところ、玄関から再び侵入したという。
現場は、三豊市との市境近くの県道沿い。



鉄道事故:JR列車とシカ、イノシシが衝突 すさみと串本 /和歌山 (2015年10月15日  毎日新聞)

13日夜、紀南地方のJR紀勢線で列車が野生動物と衝突する事故が2件起きた。
いずれもけが人はなかった。
すさみ町では午後7時23分ごろ、新宮発紀伊田辺行き普通列車がシカと衝突。
列車はその場に停車し、車両の安全点検をして2分後に現場を出発した。
同8時52分ごろには串本町で、新大阪発新宮行き特急くろしお21号がイノシシをはねた。
特急は紀伊田原駅に移動して車両の安全を確認し、27分遅れで運行を再開した。
また、シカとイノシシの死体を見つけて、それぞれ線路周辺から撤去した後続の普通列車1本が38分遅れた。
2件の事故で乗客約150人に影響が出た。
JR西日本によると、同線ではシカやイノシシとの衝突事故が年間400件前後起きている。



女性にかみついたイノシシ、高校に侵入…殺処分 (2015年10月15日  読売新聞)

14日朝、高松市内の高校や住宅街にイノシシが現れて女性にけがを負わせ、警官らが出動する騒ぎがあった
。 午前9時15分頃、同市桜町の市立高松第一高校にイノシシ(体長約1メートル)が侵入したところを、
警戒中の高松北署や高松南署員らが発見。
パトカーの拡声機で「外に出ないで下さい」と呼びかけながら、校内に入った。
警官や県職員ら10人以上が校庭に駆けつけて網で捕獲し、殺処分した。
当時、同校は中間試験中で生徒らは教室などにおり、けが人はなかった。

同校の中條敏雄教頭(57)は、「学校にイノシシが入り込んでくるなんて。生徒にけががなくてよかった」と驚いていた。
この約15分前、同校から約600メートル北東の同市花園町で、
自宅前で花に水やりをしていた女性(84)にイノシシが突進。
転倒したところを左足にかみつき、約3週間のけがを負わせて逃走していた。
高松北署は、同じイノシシとみている。



イノシシ捕獲協力 原田、野方さんに感謝状 (2015年10月15日  佐賀新聞)

唐津市は14日、市中心部に出没して4人にけがを負わせたイノシシの捕獲に協力した
市内の自営業・原田正明さん(55)と、多久市の病院職員・野方徳浩さん(54)に感謝状を贈った。

野方さんは6日夕、自転車で職場からJR唐津駅に向かっていた時、西寺町の近松寺付近でイノシシに遭遇した。
近くでサッカーの練習をしていた小学生の親子連れに逃げるよう促し、
塀に囲まれた境内に入り込んだイノシシが外に逃げないよう、自転車で行く手をふさいだ。
野方さんは左足をかまれて治療中だが、「子どもたちにけがなかったのが一番」と語った。

近くに住む原田さんは騒ぎを聞いて寺に駆け付けた。
市職員や警察官とともに捜索中、イノシシと鉢合わせになり
「何度も飛びかかって来るので、逃げられず立ち向かうしかないと思った」。
高校、社会人でのラグビー経験を生かしてタックルで倒し、そのまま押さえ込んだ。
その際に右足と左すねを計5針縫うけがを負った。

イノシシはその後も市中心部に現れ、14日も船宮町で目撃されたばかり。
原田さんは「また(捕まえに)行かなきゃいけないと思った」と冗談を言いつつ、
「足をかまれても歯が刺さらないガードを用意するなど、
捕獲に当たる職員の安全を第一に考えて」と市に注文した。



住宅街に突然イノシシが…花に水やりしていた女性、かまれてケガ 高松 (2015年10月14日  産経WEST)

14日午前9時ごろ、高松市花園町3丁目の住宅で、住人の女性(84)が屋外の花に水やりをしていたところ、
突然現れたイノシシがぶつかってきて、左足をかまれた。
女性は尻もちをつき、右足を打撲し、病院に搬送された。

高松北署によると、イノシシは住宅街に逃げ込み、近隣から110番が相次いだ。
警察官約10人が追いかけ、約50分後、近くの市立高のグラウンドで捕獲し、香川県職員が殺処分した。
イノシシは体長約1メートル、体重約60キロ。



イノシシ衝突、救急車パンク 患者乗せ病院搬送中の県道で (2015年10月13日  47ニュース)

13日午前0時40分ごろ、南伊豆町下小野の県道で、
患者を乗せて同町から西伊豆町の病院に搬送中だった下田消防署所属の救急車とイノシシがぶつかり、
左の後輪がパンクするなどした。
別の救急車が現場に出動し、病院まで患者を乗せて搬送した。
下田署によると、患者の容体への影響はなく、けがはなかった。
運転手と同乗の救急隊員2人にもけがはなかったという。



唐津市内ではイノシシ1匹が目撃される (2015年10月13日  西日本新聞)

11日午後6時40分ごろ、佐賀県唐津市東唐津3丁目付近で、イノシシ1匹が出没。
しばらくして、行方が分からなくなった。
佐賀県警唐津署は「外出する際は、十分に注意し、見かけても近付かないように」と注意を呼びかけている。



太宰府市の連歌屋公民館付近でイノシシ4匹目撃 (2015年10月9日  西日本新聞)

9日午前10時28分ごろ、福岡県太宰府市連歌屋3丁目の連歌屋公民館付近で、
イノシシが4匹うろついているとの目撃情報があった。
福岡県警筑紫野署は「イノシシを見かけたら、安易に近づかず、挑発などしないように」と呼びかけている。



イノシシ衝突、70代女性けが 広島県福山市 (2015年10月9日  産経WEST)

広島県福山市は8日、市街地でイノシシが出没し、同市内の70代の女性がけがをしたと発表した。
イノシシは同日夕までに発見されていないことから市は注意を呼びかけるとともに、
周辺のパトロールを強化している。

市によると、7日午後8時50分ごろ、同市南今津町にイノシシ2頭が出没し、
市民が広島県警福山西署に通報した。
午後9時20分には同町のすぐ近くの同市高西町で1頭の目撃情報があったほか、
イノシシと思われる動物と女性の左足が衝突し、女性が15センチの切り傷を負って病院へ搬送されたという。

市の担当者は「イノシシが興奮している可能性もある。
見つけたら刺激をせずに静かに立ち去って警察や市に通報してほしい」と話している。



駐車場にイノシシ、大捕物たっぷり1時間 佐賀・唐津 (2015年10月7日  朝日新聞)

9月下旬から中心部でイノシシの出没が続いている佐賀県唐津市で6日夕、
体長1メートルを超す雌のイノシシが捕獲された。
市有害鳥獣対策室は「1頭捕獲しても安心はできない」と改めて注意を呼びかけている。

同市西寺町の駐車場で子ども2人とサッカーをしていた主婦松本美穂さん(33)によると、
午後5時20分ごろ、イノシシが駐車場のフェンスに突進してきた。
自転車で通りかかった中年の男性が、3人に「逃げろ」と声を掛けた直後に左足をかまれた。

その後、近くの近松寺境内に逃げたため住民や市職員、寺の関係者、唐津署員らで1時間がかりで捕獲。
署によると、この騒ぎで4人が軽傷を負った。



竹田市中心部でイノシシが目撃される (2015年10月7日  OBSイブニングニュース)

6日午前、竹田市中心部に体長1メートルほどのイノシシが出没し、市が住民に注意を呼びかけています。
6日午前9時すぎ、竹田市田町の商店街付近で「イノシシがうろうろしている。」
と付近の住民から警察に通報がありました。
警察と消防が駆け付けましたがイノシシは確認できませんでした。
目撃した人の話によりますとイノシシは体長1メートルほどの大きさだったということです。
警察と消防がパトロールを実施したほか、市も防災無線で注意喚起を行いました。
市は山から下りてきたイノシシは興奮状態にあるため発見した場合は市や警察に連絡するよう呼びかけています。



佐賀県・唐津城付近でイノシシ2匹が出没 (2015年10月6日  西日本新聞)

6日午前6時30分ごろ、佐賀県唐津市東城内の唐津城付近で、イノシシ2匹が目撃された。
その後、イノシシは行方が分からなくなっており、佐賀県警唐津署は
「外出する際は、十分に注意するとともに、イノシシを見かけた方は、近寄らず、警察に通報を」と呼びかけている。



「イノシシにかまれた」78歳男性ら2人けが 熊本・阿蘇 (2015年10月4日  スポーツニッポン)

4日午前7時50分ごろ、熊本県阿蘇市車帰の無職男性(78)宅から「イノシシにかまれた」と110番があった。
阿蘇署によると、男性と、同居するパートの女性(69)が手や脚などにけがを負い入院した。
意識はあり、命に別条はない。

阿蘇署によると、駆け付けた警察官が、男性宅の庭でイノシシを発見。
敷地内にある納屋に追い込み、地元猟友会が射殺した。

イノシシは体長約120センチ、体重約100キロの雄だった。
男性は女性と2人暮らしで、2人が玄関から出たところにイノシシが突っ込んできたという。



香川県内でイノシシ目撃情報相次ぐ/高松では衝突事故 (2015年10月1日  四国新聞)

9月29日深夜、香川県高松市茜町で、乗用車とイノシシが衝突する事故が起きた。
県みどり保全課によると、イノシシは今後、冬に備えるために活動が活発になるとして、
「見かけたら刺激せず、そっと離れて」と注意を呼び掛けている。

29日午後11時55分ごろ、同市茜町の市道で、同市内の男性(48)の乗用車と
イノシシ(体長約1メートル)が衝突した。
男性にけがはなかった。
イノシシは現場から走り去り、高松北署などが捜索したが見つかっていない。
事故直前にも現場近くで目撃されていたという。

同課によると、イノシシの目撃情報は9月以降、高松、善通寺市内で増えている。
9〜11月は冬に備えて食欲旺盛となり、広範囲で活動するため、今後も市街地に出没する可能性があるという。
同課は「餌となるものを放置しないことが大切。もし見かけたら警察や市町などに通報してほしい」としている。



<9月>

唐津市街地にまたイノシシ 1週間で3度の目撃情報 [佐賀県] (2015年9月29日 西日本新聞)

唐津市の中心市街地でイノシシの出没が相次いでいる。
60代男性が大名小路でイノシシにかまれた23日の騒動に続き、
29日には南城内から西の浜にかけて複数の目撃情報が寄せられた。
市は緊急メールで注意を促すが、動きが素早いイノシシの捕獲は難しく、対応に苦慮している。

唐津署によると、29日午前6時40分ごろ、住民から「唐津神社(南城内)近くにイノシシが1頭いる」と通報があった。
署員が駆け付けると、イノシシは神社から北東に約300メートル離れた旧高取邸付近に逃げたという情報があり、
さらに西の浜での目撃情報も寄せられた。
署はパトカー5台を出して警戒し、イノシシに出くわしても刺激しないように住民に呼び掛けた。
イノシシの大きさは不明。けが人はないという。
目撃された場所の周辺には小学校や幼稚園がある。
昭和幼稚園では送迎バスを庭先に止め、園児を敷地内で乗降させた。
坂本多津子園長は「園児にけががあってはいけない。警察はしっかりとパトロールしてほしい」と話す。
西の浜では28日朝にも目撃情報があり、市街地でのイノシシ騒動は1週間で3度目となった。
「いつ、どこに現れるか予測できず、先手を打てない」。市有害鳥獣対策室も“神出鬼没”のイノシシに頭を抱える。
対策室によると、通常の駆除には猟銃や「箱わな」を用いるが、市民への危険を伴うため市街地では使いにくい。
専用の捕獲ネットもすばしっこいイノシシを街中で囲い込むのは難しく、
現状では市民から連絡を受け、ホームページや緊急メールで注意喚起するのが精いっぱいの対応だという。
市では唐津神社の秋祭り「唐津くんち」を11月2〜4日に控えるなど秋の観光シーズンに入る。
同室の職員は「イノシシのえさとなるミミズや木の実は市街地に少なく、出没は一時的な可能性が高い。
とにかく早く、山に戻るのを願うしかない」と話した。



唐津・加唐島でイノシシ被害深刻 (2015年9月24日 佐賀新聞)

唐津市の離島でイノシシ被害が深刻化している。
最も被害が大きいとみられるのが鎮西町の加唐島。
15年ほど前、本土から泳いで渡ってきて繁殖し、今では300頭以上が生息しているという。
これに対し島民は105人(8月末現在)と過疎化が進んでいるうえ、65歳以上が7割を占め、
駆除する人手も欠く状況が続いている。

イノシシ被害が深刻化したのはここ5年ほど。
今年3月、県や市、JAの担当者が南北3キロ、面積2・8平方キロの島内を調査、法面が崩れたり、
畑が荒らされた状況などから300頭以上生息すると推計した。

荒らされる畑の多くは家庭菜園。
カボチャやサツマイモなど、島民にとって貴重な食料が根こそぎ食べられている。
「本土に買い物に行くにも船賃だけで往復千円ぐらいかかるし、暮らしていくには畑の作物が欠かせない。
でも、作っては食べられる状態が続けば、やる気もなくなる」と高齢の女性はつぶやく。

イノシシはもともと夜行性だが、島内での「数的優位」を誇ってか、日中にうろつく姿も。
島北部に住んでいたという別の女性は、イノシシ被害による落石で家のサッシが壊れたという。
「もうここには住めない」と実家がある島南部に身を寄せた。
住む場所まで追われる事態が起きている。

離島が本土以上に被害が深刻なのは理由がある。
狭い島では住民や釣り客への安全上の配慮から猟銃での駆除はできず、
打てる手は仕掛けで誘い込む「箱わな」による捕獲だけ。
加唐島でも年30〜50頭を箱わなで捕らえているが、1回4〜5頭、
年2回出産するイノシシの繁殖力には追いつかないのが実情だ。

畑への侵入を防ぐ自衛手段も金網で畑を囲い込むしかなく、
県は2年前から家庭菜園にもワイヤメッシュ整備奨励の補助金を始めた。
馬渡島や神集島など市内の他の離島と比べ、メッシュ整備の補助制度活用が少ない加唐島に対し、
市は利用を呼びかける。

ただ、加唐島は住民の7割が65歳以上という「超高齢化」の島。
一本釣りを中心にした漁業が基幹産業だったが、燃油高騰や魚価低迷などで、
新たな職を求めて島を後にする若者も多い。
島の人口はこの10年間でほぼ半減した。

「高齢化が進み、駆除の担い手は限られている。しかし、今あきらめてしまったら、
10年後はもっと大変になる」と緒方さん。
イノシシが“わがもの顔”で闊歩(かっぽ)する現状に歯止めがかけられるか、島民の苦悩は続く。

=唐津市のイノシシ被害=
2014年度の有害鳥獣による農作物の被害金額は計7373万円。
うち、イノシシが3576万円、サルが1492万円、アナグマ1239万円、カラス562万円、
その他504万円で、イノシシが約半数を占める。
コメやかんきつ類の被害が目立つ。捕獲数は年平均(12〜14年度)3730頭。
うち、市内の七つの離島が216頭で、神集島、馬渡島、加唐島、小川島で多い。



お遍路さんがイノシシにかまれケガ (2015年9月22日 四国放送)

21日朝、四国霊場二十一番札所太龍寺でお遍路さんがイノシシに両足を噛まれケガをしました。
警察などによりますと21日、午前7時20分頃、四国霊場を歩き遍路していた神奈川県の62歳の男性が
阿南市水井町新居田の太龍寺近くの遍路道で背後から走ってきた体長約80センチのイノシシに両足を噛まれました。
男性は小松島市内の病院に運ばれ、治療を受けましたが軽傷です。
現場は、太龍寺の北東約600メートルの山の中の遍路道で男性は21日朝、
鶴林寺から太龍寺へ歩いて向かう途中でした。男性の足を噛んで逃げたイノシシは、
約4時間後に地元の猟友会に所属する男性と3頭の猟犬によって捕獲されました。



香川)もし、イノシシに出合ったら…高松・塩江小で授業 (2015年9月12日 朝日新聞)

高松市立塩江小学校の児童が11日、イノシシに出合ったときの正しい対処方法やイノシシの習性を学んだ。
多くの児童がイノシシに遭遇しやすい環境にいることから、自然学習の一貫で出前授業が行われた。

学校や地域での環境学習をサポートする県環境森林部の環境キャラバン隊の2人が、
4年生19人の前で出前授業をした。
県環境森林部で鳥獣対策などを担当する松木保雄さん(51)は
「イノシシに出合ったら、脅かさないよう、何もせずにゆっくり離れましょう」と話した。
児童からは「傘で追い払うのはだめですか」と質問されると、
松木さんは「追い払わず、傘を広げて隠れましょう」と話した。

授業後、篠原萌さん(9)は「大きいイノシシを見たことがある。今度出合ったら、
ゆっくり離れるように気をつけたい」と話した。

イノシシに出会ったら



イノシシ:神戸市、被害で対策会議 夜間パトロール増員へ /兵庫 (2015年9月11日 毎日新聞)

神戸市内でイノシシの出没が相次いでいることを受け、市は10日、関係部署による対策連携会議を開いた。
各区役所の担当者ら11人が参加し、出没状況などの情報を共有。
夜間パトロールの強化を決めた。

市によると今年4月から今月10日までに、東灘、灘、中央区でイノシシと人との接触が36件あった。
このうち17人が、かまれるなどしてけがをした。
9月には住宅街での出没も相次ぎ、9日夜には東灘区岡本7の路上で男子高校生が尻をかまれる被害もあった。

市は8月中旬から警備会社に委託して2人で夜間に東灘区のパトロールを実施していたが、
灘区や中央区にも範囲を広げ、人員も増やす。また、人に危害を加える個体を捕獲するため、
猟友会関係者にも出没情報を提供している。

イノシシが住宅街に出没するのは、人による餌付けが原因の一つとされており、市は条例で餌付けを禁止している。
10日夕方には市職員らが出没場所近くの駅で、条例について知らせるチラシを配布した。



神戸でまたイノシシ被害 男子高校生尻かまれる (2015年9月9日 産経ニュース)

9日午後8時50分ごろ、神戸市東灘区岡本の路上で、帰宅途中の男子高校生(16)が
後ろから近づいてきたイノシシに尻をかまれ、軽傷を負った。
イノシシはそのまま走り去ったという。

東灘署によると同日午後8〜9時ごろ、同区内でイノシシの目撃情報が4件寄せられたという。
同市灘区と中央区では8日に男女計5人がイノシシに襲われ重軽傷を負った。



イノシシ撃退機:仲間のうめき声を再生 元技術者が開発 福岡 (2015年9月8日 毎日新聞)

イノシシのうめき声を再生してイノシシを遠ざける「撃退機」を福岡県みやこ町犀川本庄の元電機メーカー技術者、
漆谷正義さん(70)が開発した。
食害に悩む近隣農家の声を受け、一念発起した。
「スピーカーを置いた場所には獣が来なくなった」と好評という。

きっかけは「ブドウの根が掘られて困る」という果樹農家からのSOSだった。
イノシシが警戒する音を出せば追い払えると考え、近くの牧場に野生イノシシを捕まえてもらい、
その際の「キュイーン」と苦悶(くもん)する声を収録。
イノシシが嫌うとされる犬がほえる声も収める念の入れようで、夜間、30秒ごとにスピーカーで自動再生している。
試験設置して約3カ月、食害は起きていないという。

ソーラーパネル付きの約3キロで、電源も不要。
2台目を牧場、3台目を野菜農家に設置した。
希望者には1台1万800円で分ける。

漆谷さんは小さいころからラジオを手作りしていた自称「電気オタク」。
就職した三洋電機では大気汚染の測定装置などの開発に携わり、退職後は古里にUターン。
「時間ができたので子供時代の夢を果たそう」と、地域の人の求めに応じて田んぼの水位見張り器、
雷検出器などユニークな機器を多数、手作りしている。

中でも水道がない地域向けの「山間部向け揚水装置」は「全自動洗濯機が使えるようになった」と感謝されたという。
手回しラジオや手回し懐中電灯も製作した。

漆谷さんは電気の専門誌に連載コーナーを持ち、技術開発の解説をしている。
「今後も生活に役立つ物を作りたい」と意欲をみせる。



神戸の住宅街でイノシシ暴れ、5人重軽傷 新神戸駅前で飛びかかられ女性骨折 (2015年9月8日 産経ニュース)

8日午前、神戸市灘区と中央区の住宅街や新幹線の駅前でイノシシが暴れ、住民計5人が重軽傷を負った。
兵庫県警によると、午前11時20分ごろ、灘区大内通で自転車に乗った飲食業の男性(65)にイノシシが衝突、
城内通では無職女性(71)が追い掛けられ接触した。
11時半ごろにも近くで無職男性(52)や美容室経営の女性(71)がイノシシにかまれたり衝突されたりした。

午前11時50分ごろには中央区のJR新神戸駅のタクシー乗り場で、
無職女性(73)がイノシシに飛び掛かられて転倒し、腰の骨を折る重傷を負った。
イノシシは山の方に向かったという。
襲ったのはいずれも1頭だが、同一の個体かどうかは不明という。



子イノシシ3頭 羽咋市役所脱走 1頭は捕獲 (2015年9月2日 中日新聞)

石川県羽咋市で一日、市役所の車庫内のおり(縦横六十センチ、奥行き百五十センチ)から
イノシシ三頭が市街地に逃げ出す騒ぎがあった。
野生鳥獣の肉・ジビエの特産化に向け、研究用に捕獲されていたイノシシの子どもで、一頭は捕まったものの、
残る二頭は逃走を続け、市は見かけても近づかないよう注意を呼び掛けている。

三頭とも体長五〇センチ、体重一五キロほど。
同日朝に同県白山市の解体処理場に送られる予定だったが、
午前七時すぎに羽咋市役所に近い旭町の民家敷地の一角で住民が見かけ、警察を通して市に通報したことで、脱走が発覚した。
一頭は二百メートルほど離れた駐車場で捕まえられた。
午後になって同市千里浜町の畑で、二頭が残したとみられる足跡が見つかった。

市は防災行政無線や回覧板で市民に注意を呼びかけた。
市教委は発見現場に近い羽咋小学校を集団下校とし、周辺の小中学校の保護者らには、二日朝は複数で登校するよう通知した。
市の八野田正光産業建設部長は「市民に迷惑をかけて申し訳ない」と話している。

イノシシ脱走



<8月>

イノシシが衝突、男性けが 足利 (2015年8月24日 下野新聞)

足利署によると、24日午後7時15分ごろ、足利市今福町の足利公園で同市、
会社員男性(58)がイノシシに衝突されて転倒し、左ひじにけがをした。
同署によると、イノシシは体長約1メートルで、山林内から現れた。男性は、犬の散歩中だった。



飼うより手軽…「犬の声」流し猿・イノシシ撃退 (2015年8月20日 経済新聞)

三重県熊野市有馬町の自動車部品製造会社「熊野精工」が、
農作物を猿やイノシシなどの獣害から守るための装置を開発した。
現在、予約を受け付けており、今月中に販売を始める。

開発は同社専務の桧作ひづくり羊次さん(60)が担当した。
桧作さんは実家が農家で、週末はミカンの栽培や稲作を行っているが、
猿やイノシシに熟した果実を食べられたり、水田を荒らされたりするなどの被害に悩まされていた。

周辺の農家でも同様の被害があり、「地域に貢献できる新商品を作りたい」と2年前、開発に取りかかった。
まず、地元の農家に聞き取り調査を行い、被害状況を把握。
愛知県犬山市の日本モンキーセンターや三重大学に出向き、猿の特性などを学んだ。

そんなある日、愛犬の「ラッキー」が自宅の周りに来た猿に激しくほえ、山中まで追っていったところ、
その後、猿はしばらく自宅周辺に寄りつかなかったのを見て、犬の声に獣を追い払う効果があることを実感。
「猟師と猟犬が狩りをしている音なら、さらに効果が上がるのでは」と考え、
地元の猟友会の協力を得て、散弾銃の発砲音と、ラッキーの鳴き声を録音し、自動的に放送する装置を試作した。

この装置はタイマーで設定通りに音声を流すことができるほか、
太陽光パネルも備えており、バッテリーに充電できる仕組み。
また、設置や管理に手間がかかる電気柵に比べて、畑に置いておくだけのため、
高齢者でも簡単に扱えるのが強みという。

装置は鳴き声を提供した愛犬にちなんで「ラッキー2号」と命名。
重さは約12キロで、販売価格は7万円前後になる見込み。

桧作さんは「獣害に負けて農業を諦めると、手つかずの田畑が増え、
さらに獣害がひどくなるという悪循環に陥る。ラッキー2号なら犬を飼うより手軽なので、
ぜひ役立ててほしい」とPRしている。



山形新幹線とイノシシ衝突・・・けが人なし (2015年8月10日 産経ニュース)

10日午後7時5分ごろ、福島市のJR奥羽線赤岩−庭坂間で、
新庄発東京行き山形新幹線つばさ156号がイノシシとぶつかった。

JR東日本によると、乗客約230人にけがはなかった。
庭坂駅まで移動して車両を点検し、異常がないことを確認して午後8時に運転を再開した。
現場付近を運転士が確認したが、イノシシの姿はなかったという。
新幹線2本を含む上下計4本が最大約1時間遅れ、約430人に影響が出た。



潔癖症かよ!リンゴを綺麗に洗って食べるイノシシが話題に (2015年8月10日 秒刊サンデー)

イノシシといえば(我々が)食べるというイメージしかありませんが、
実は非常に頭がいい動物なのかもしれません。
もしかしたら食べられる前に、自分は「喰われる」
もしくは「命がない」という危機を感じているのかもしれません。
とはいえ、そのような情があったとはいえ、我々が食べないようにするのは不可能で
イスラム教に改宗するしかありません。
さてこちらのイノシシはそんな頭のいい姿を見せてくれます。
こちらはスイスの動物園に居るイノシシで、なんと川でリンゴを洗う姿が動画で記録されているようです。
何故か彼らは川でリンゴを洗う姿が目撃されており、
泥などが付着するとこのように洗いに来るという潔癖ぶりを見せつけているのだという。
もちろん自然界のイノシシではみかけることができない行為ではありますが、
この動物園ではみれるとのこと。

猿が芋を洗って食っているという話がありますが、彼らは味をつけて食っているとの説がある。
もしかしたらこのイノシシも単純に泥を落とすだけでなく、
別の目的で(例えば冷やすとか)使っているのかもしれません。

このような光景を見てしまうと、イノシシやブタも人間と同じ理性があるのじゃないかと考えてしまいますね。
ブタっておもしろ!





野生イノシシが犬と散歩中の77歳男性噛み殺す、シチリア島で (2015年8月8日 ロイター)

イタリアのシチリア島で8日、77歳の男性が野生のイノシシの群れに襲われ死亡した。
地元警察によると、男性は突進してきたイノシシから飼い犬たちを守ろうとしたところ、
噛み殺されたという。

男性が襲われたのは、シチリア島の最大都市パレルモに近いチェファル郊外。
男性を助けようとした妻も負傷した。
イノシシの体重は最大150キロにもなる。

チェファル市長は、野生イノシシの群れの危険性を以前から指摘し、
駆除を訴えてきたが、当局に却下されてきたと語った。



イノシシの肉 もっと食べて ジビエ普及 和歌山から学ぶ (2015年8月4日 中日新聞)

鳥獣害対策で捕獲したイノシシを食材として普及させようと、ジビエ(野生鳥獣肉)の勉強会が三日、
富山市の県民会館であり、全国で唯一、ジビエ肉の等級制度がある和歌山県の事例が紹介された。

和歌山市のイノシシ・シカ食肉処理・販売会社「いの屋」の北浦順嗣代表が講演。
和歌山県では、皮下脂肪の厚さ、肉の色や光沢、肉の締まりやきめ、脂肪の色や質の四項目を基準に、
イノシシは三等級、シカは二等級に格付けしていると紹介。
「等級制度がある方が値段が安定し、衛生管理認証制度がある方が信頼を得られる」と利点を述べた。
安全性についても、散弾銃で捕獲したり、腹部の内臓を打ち抜いたりした個体や、
毛が抜け落ちた個体は食用にしないなどの注意点を説明。
「食中毒が発生したときに原因個体が分かる」と、個体識別番号の重要性も指摘した。
「繁殖期のオスは獣臭さが強く、鍋には適さない」「等級が低い肉はジャーキーに」などと調理法も助言した。
勉強会は県が主催し、猟友会や食肉処理業者など四十人が参加。
県によると、県内のイノシシ捕獲頭数は増加傾向にあり、昨年は過去最多の千八百八十八頭。
県に等級制度や認証制度はない。県はジビエ肉の普及を目指しているが、
年間を通じて安定供給できないことなどが壁となっている。



<7月>

イノシシ被害、花で防げ 入善・舟見地区 (2015年7月23日 北日本新聞新聞)

入善町舟見地区の舟見地域農地維持・資源保全会(羽黒智会長)は22日、
同地区の水田沿いにヒガンバナの球根を植えた。
イノシシによる掘り起こしの被害を防ぎ、
鮮やかな赤色の花を咲かせるヒガンバナで地元の景観を良くすることが狙い。
地区内の計3カ所に植える予定。

山の近くに位置する舟見地区では昨冬に電気柵を取り外した時期にイノシシが水田やあぜに入り、
掘り起こした跡が見つかった。
冬季のため、水稲に被害はなかったが、同会は侵入が常態化することを懸念。
4月に北日本新聞の記事で、イノシシが嫌がるとされるヒガンバナなどを栽培している
氷見市坪池地区での取り組みを知り、植えることを決めた。

この日は同会の構成員15人が作業に参加。
熊坂橋近くの道沿い約200メートルに穴を掘り、ヒガンバナの球根千個を植えた。

21日にはひばり野小学校の学童農園近くに300個を植えており、
25日には耕作放棄地を活用してトウガラシを栽培する畑沿いにも800個を植え付ける。
ヒガンバナの開花は9月下旬ごろ。
羽黒会長は「イノシシが増えている中で、農作物を守っていきたい」と話している。



イノシシ:佐賀で公園散歩の男性3人を次々襲う (2015年7月13日 朝日新聞)

14日午前5時50分ごろ、佐賀県有田町黒川(くろごう)の「歴史と文化の森公園」で、
散歩中の男性3人がイノシシに次々と襲われた。
3人はそれぞれ足首や太ももなどにけがをし、2人が病院に緊急搬送された。
命に別条はないという。
県警伊万里署によると、襲われたのは60〜80代の男性3人で、
園内を別々に散歩していたところ、相次いで足首などをかまれたという。
近くにいた通行人が町役場に通報した。

目撃者によると、イノシシは1頭で、体長は約80センチ。
地元猟友会などが探していたところ、男性らを襲ったとみられるイノシシは
午前10時半過ぎに園内で見つかり殺処分された。
公園はJR有田駅の西北約2キロにある。



イノシシ捕獲、異業種も狙う 警備・建設…法改正で商機 (2015年7月13日 朝日新聞)

狩猟とは無縁だった警備会社や建設会社がイノシシやシカの捕獲に乗り出そうとしている。
鳥獣保護法が改正され、新たに認定鳥獣捕獲等事業者の仕組みができて門戸が広がった。
鳥獣被害が増えるが、高齢化で狩猟者は減り続けている。
企業は国や自治体の膨らむ対策予算に事業拡大の機会をねらう。

■食害の急増が背景
神奈川県小田原市の郊外の果樹園。
軽トラックが道幅の狭い急な上り坂を進む。
運転するのは、警備会社ALSOKの社員だ。

見回るのは家や事務所ではなく、鉄製の箱わな。
獲物のイノシシがかかっていないか確認する。
餌をまき、わなが動くかをチェック、周辺に動物の足跡がないかも探した。
30分ほどで作業を終え、別の場所に仕掛けたわなに向かった。

わなが設置されている「秋澤マルミ農園」では、ミカンの年間生産量約30トンのうち、
1トン近くがイノシシの被害に遭う。
畑のカボチャやジャガイモなども掘り起こされた。
年間数十万円の被害額になる。

秋澤雅美さん(57)は「昨年被害が急増した。
低い枝のミカンはほとんど食べられてしまう。
果樹園はいくつもあって面積も広く対応しきれない」と話す。

ALSOKのグループ会社の神奈川綜合警備保障(横浜市)は2年前、狩猟チームを立ち上げた。
社員が狩猟免許を取り、昨夏から個人として地元から捕獲許可を受け、シカなどを捕らえている。
5月末、改正鳥獣保護法の施行を受け、認定鳥獣捕獲等事業者の申請受け付けが始まった。
環境省によると、7月9日までに群馬と長野の両県で2業者が認定事業者になった。
6月末までに、東京、大阪、愛知、福岡など35都道府県で約80団体が申請中または、
認定に向けた事前の相談を寄せているという。

ALSOKでは、神奈川と千葉のグループ会社で認定を申請する予定だ。
ALSOK営業推進部の福田貴一課長は
「高齢者宅や空き家の見回りと捕獲事業を組み合わせれば、事業として成り立つ」とみる。

5月、東京都内で開かれた環境省の講習会に様々な業種の会社が参加した。
大面建設(甲府市)は10〜15人の担当者を配属し、わなの設置、
獣の運搬などで重機を使うことを想定している。
加藤寿之専務は「狩猟に付随する作業は建設業に一日の長がある」と話す。

講習会には、食肉加工業者も参加していたという。
「ジビエ(野生鳥獣の肉)への関心の高まりも背景にあるかもしれない」という。

野生動物の捕獲を専門とするNPO法人「若葉」(静岡市)も認定を狙う。
40年以上の経験を持つハンターや射撃競技の
国内トップクラスの実績があるメンバーら約10人が在籍する。
早川五男副理事長は「すでに複数の自治体から捕獲指導のオファーが来ている。
認定されれば入札に参加しやすくなる」と話す。

一方、これまで捕獲事業を担ってきた大日本猟友会の受け止めは冷静だ。
各都道府県の猟友会に認定を受ける手続きを進めるよう呼びかけている。
今後も事業を担えるよう体制を整えていくという。
担当者は「経験がない人が捕まえようとしても簡単にはできない。
猟友会にはキャリアのある人が多数いる」と話す。



企業に狩猟を委託 シカ、イノシシ急増で国方針 (2015年7月9日 東京新聞)

シカやイノシシの急増で生態系に深刻な影響が出ているため、環境省は認定事業者制度を設け、
企業などに狩猟を委託する方針を決めた。
高齢化で減少する猟友会のハンターを補うのが目的で、すでに本年度、
新事業費として十八億円が予算化されている。
ただ、関係者からは「企業の参入は難しい」として、制度の有効性を疑問視する声が上がっている。
環境省が狩猟に企業参入を促すのは、シカとイノシシが今後激増し、生態系を崩すとみられているからだ。
シカやイノシシは、狩猟期間(北海道以外は十一月十五日〜二月十五日)には
狩猟免許と猟銃所持許可を持っていれば捕獲することができる。
それ以外の期間には、食害を受けたなどの地域の事情により市町村が有害鳥獣駆除の許可を出して、
地元の猟友会などに捕獲を認めている。
しかし、中山間地の人口が減って動物が生息しやすくなっているほか、
狩猟免許所持者は四十年前の四割以下まで減少。
南アルプス周辺などでは「野生動物の天国」となっている。
環境省が新たに導入する認定事業者制度では、都道府県が生息数などを調査し捕獲計画を決定した上で、
認定を受けた企業などに捕獲を委託する。
ただ、新制度が個体数削減につながるのかどうかは未知数だ。
原因のひとつは、事業者の認定要件の厳しさ。捕獲に銃を用いる場合は、
銃の所持許可者が十人以上必要と規定している。
だが、社内で猟銃の所持許可を持っているのは数人という企業もある。
狩猟免許と猟銃所持の許可を新たに取得するのは煩雑な手続きが必要で、
十人以上確保するのは高いハードル。
認定事業者になる検討をしている企業からは
「実際に民間がどれだけ参入できるかは分からない」との見方も。
岐阜大野生動物管理学研究センターの鈴木正嗣教授は
「増えすぎた野生動物の捕獲の基盤となる仕組みは整っておらず、認定制度は第一歩として評価できる。
ただ、業者によって捕獲能力に差があり、
認定を受けても公共事業を請け負うに足る捕獲スキルを保証するわけではない」と話す。

◆「ビジネスの可能性」に注目
五月に名古屋市内で開かれた環境省主催の認定事業者制度の講習会。
認定を得る要件となっており、十九団体が参加した。
害虫駆除の老舗「雨宮」(名古屋市北区)は、
「野生動物の食害に悩む地域は多い。捕獲はビジネスとして可能性を秘めている」として参加した。
シロアリから始めた同社の駆除事業はアライグマやハクビシンなどに広がっており、
シカやイノシシにも、これまで培ったノウハウや研究者とのネットワークが十分に応用できると判断したという。
相談役の朝長昌樹さん(61)は
「採算が取れるか分からないが、認定を受けることでスタートラインに立ちたい。
認定を受けて捕獲実績を重ねれば、展望が広がるかもしれない」と話す。
一方、岐阜県瑞浪市の農業生産法人「ハイランドファーム東濃」は、シカやイノシシの肉の利用に目を付ける。
食肉処理施設を保有しており、野生動物の肉料理・ジビエを扱うフランス料理店を名古屋市内で営む。
現在は、秋から春にかけての狩猟期に、従業員がとったものを冷凍保存して用いるが、
不足してしまうときがある。
「年間を通じて安定して料理を提供できていない。肉の確保につなげたい」と社長の斎場直樹さん(41)。
「減り続ける猟師の育成になれば」とも期待する。



白イノシシの名前発表 九重町・宝八幡宮アジサイ祭 (2015年7月5日 大分合同新聞)

九重町松木の宝八幡宮(甲斐素純宮司)で4日、
「第14回アジサイ祭」(大分合同新聞社後援)があり、
先月22日に生まれているのが見つかった白イノシシの赤ちゃん3匹の名前が発表された。

名前は約120通の応募の中から宝八幡宮関係者が選考し、
雄は「ゲン」、雌2匹は「マレ」「ユイ」にそれぞれ決まった。
甲斐宮司は「男の子は元気に育つように『元』。
女の子は白イノシシの貴重さの『まれ』と3匹が協力して生きてほしいとの願いを込め『結い』にした」と話した。
祭りには町内外から多くの観光客が詰め掛け、一般公開されている白イノシシの赤ちゃんと
青、紫、赤色などの色とりどりのアジサイ約1万株を楽しんだ。
開会式後、募集していたアジサイや宝八幡宮に関する俳句大会の表彰式があった。
俳句大会の主な入賞者は次の通り。
▽アジサイ大賞 岩崎芳子(日田市)▽アジサイ準大賞 小田祥子(津久見市)
▽九重町長賞 武内繁夫(日田市)▽宮司賞 片岡学(別府市)▽選者賞 赤峰佐代子(九重町)

白イノシシ



特急「しなの」にイノシシ衝突 (2015年7月3日 中日新聞)

3日午後8時半ごろ、岐阜県中津川市のJR中央線坂下―落合川間で、
上り特急「ワイドビューしなの」がイノシシをはねた。
列車は安全確認のため約1時間停車。
先頭車両の前面下部の覆いに不具合が見られたため、応急処置をした後、中津川駅まで運転し、以降の運転を取りやめた。
上下計2本の列車が運休。後続の列車も最大で1時間遅れ、370人に影響が出た。



ハブが丸のみ、大きすぎた獲物とは 鹿児島・徳之島 (2015年7月3日 朝日新聞)

鹿児島県徳之島で、子どものイノシシ「ウリ坊」を丸のみしたハブが見つかった。
専門家によると、日本のヘビがウリ坊を食べた例の確認は初めてらしい。
環境省の渡辺春隆自然保護官が4月に撮影した。
路上で死んでいたハブの膨れあがった腹を切ると、中から体長約30センチのリュウキュウイノシシが出てきた。
猛毒で恐れられるヘビも「食い意地には勝てなかったみたい」と渡辺さん。
大きすぎる獲物を食べ、内臓圧迫や窒息などで死んだ可能性があるという。

イノシシを飲み込んだハブ



<6月>

白イノシシの赤ちゃん誕生 (2015年6月25日 大分ニュース)

九重町の神社で飼育されている人気者が白イノシシの「シロくん」と「ユメちゃん」です。
今月、かわいい赤ちゃんが生まれ、地元の人たちのアイドルとなっています。
今月22日に生まれた3匹のウリ坊。九重町の宝八幡宮で飼育されている、
白イノシシ「シロくん」と「ユメちゃん」の間に生まれた赤ちゃんです。
生後4日目で、体長は約20センチ。
3匹とも白い毛がはえています。
25日は地元の東飯田小学校の6年生も見学に訪れ、ふれあいを楽しみました。
宝八幡宮では赤ちゃんの名前を来月1日まで募集していて、
4日から始まるあじさい祭でお披露目することにしています。



イノシシ:島田で男性かまれ軽傷 /静岡 (2015年6月23日 毎日新聞)

22日午前8時ごろ、島田市川根町笹間渡(ささまど)の民家の庭で、
洗濯物を干していた男性(86)が、イノシシに右足ふくらはぎ付近をを3カ所かまれ軽傷を負った。
男性は近所の住民に助けを求め、住民と島田署員がイノシシを取り押さえた。

島田市によると、イノシシはメスで、体長約80センチ、体重約50キロ。
約1時間後、駆けつけた地元猟友会により殺処分された。

現場は大井川鉄道川根温泉笹間渡駅から約100メートル北の、民家が点在する山間地。
同市によると、イノシシは出産後で、気が立っていた可能性があるという。



小松のミズバショウ群生守れ マグロ網でイノシシ撃退 (2015年6月20日 中日新聞)

北陸随一のミズバショウの群生地、小松市丸山町のミズバショウがイノシシの食害で激減した問題で、
市職員や市自然保護協会員らが19日、現地で対策を検討し、
イノシシの侵入を防ぐため群生地の周りに網を地面に敷く方針を固めた。

網はマグロ養殖で使われているものを活用。
六角形の格子状で、イノシシが上に乗ると編み目がひづめの間に挟まるため近づかなくなるという。
計画では群生地の周囲に四メートルほどの幅で地面に敷いて侵入を防ぐ。
素材はポリエステル系の合成繊維のため腐りにくい。
海中に設置する網として六十年以上使え、耐久力があるという。

これまで市は、電気柵などでの対策を検討していた。
しかし群生地が標高八八〇メートルにあり、歩いて片道三十分ほどかかるため、設置作業や維持管理、
ミズバショウの観賞のしやすさを重視して柵の設置でなく、網を敷く方針にした。

市は、本年度予算に二百万円の対策費を計上しており、
設置業者の入札を経て秋までに対策を講じる方針。
群生地は「横谷のミズバショウ」と呼ばれている。
五月に実施した市の現地調査で、ミズバショウの株数が十三万株から一割未満の三千三百株ほどに
激減していることが分かり、対策を協議していた。

イノシシ罠



イノシシ、シカ捕獲数が過去最多 農作物被害防止 2014年度・栃木県内 (2015年6月20日 下野新聞)

県農政部は19日の県議会農林環境常任委員会で、2014年度の野生鳥獣による農作物被害額が、
前年度比20%増の3億5400万円と2年ぶりに増加したと明らかにした。
7割以上がイノシシなど獣類による被害で、
餌となるドングリなど山の木の実が不作だったことが要因の一つとみられる。
一方、県環境森林部は同日、同委員会で14年度の県内のイノシシ捕獲数が1万3010頭、
シカ捕獲数が6606頭といずれも記録が残る1956年度以降で最多となったと発表した。

過去最多の捕獲数となったイノシシは、1月時点で県が予測した10年後の頭数が
13年度末に比べ2倍以上の7万9千頭に増加することから、将来の頭数抑制に一歩前進した。
14年度のイノシシの捕獲数は前年度より2倍以上増加し、年間8千頭の捕獲目標を大幅に上回った。
好物であるドングリなどの不作で、山林から里の近くまで下りてきたことにより
餌を用いた箱わな猟で捕獲しやすくなったことが要因の一つとみられる。

シカは捕獲報奨金制度が12年度から拡充された日光市で捕獲数が増加。
同市の捕獲数が全体の6割を占めた。
14年度のクマ捕獲数は101頭、サル捕獲数は1070頭と、いずれも前年度より2倍以上増加した。



小水力発電で農地をイノシシから守る、農業用水路に簡易型の水車発電機 (2015年6月18日 スマートジャパン)

山口県では農村を活性化する施策の1つとして、
県や市町村が補助金を交付して小水力発電の導入を推進している。
このほど周南市の農村でも簡易型の小水力発電設備を導入して発電を開始した。
導入した場所は周囲に棚田が広がる「四熊(しくま)地域」で、アジサイの名所としても知られる。
地元の住民90人で構成する農地保全会が県の支援を受けて取り組んだ。
発電設備は山口県が2013年度に実証事業を通じて開発した簡易型で、
水車の下側で水を受けて回転する「フロート式下掛水車」を利用する
この簡易型の小水力発電設備は小さな落差の水流でも発電できるため、農業用水路に適している。
重さは9キログラムで簡単に設置できて、材質はさびにくいポリ塩化ビニルで作られている。
発電能力は4.8kW(キロワット)と小さいものの、
これまで電力を供給できなかった場所にも街路灯などを設置できる利点がある。

四熊地区ではイノシシが出没して農作物を荒らす被害に悩まされてきた。
新たに小水力発電の電力を利用して、農地の周囲に電気柵を設けることが可能になった。
同様の対策は県内の田布施町の農地でも3月から始めて、サルの侵入を防ぐ効果を上げている。
6月20日(土)には「四熊アジサイ祭り」を開催する予定だ。
祭りの会場になるアジサイ園の照明にも小水力発電で電力を供給する。
四熊地区は周南市の中心部から10キロメートルほどしか離れていない。
アジサイ祭りに数多くの市民が訪れることで、地域の活性化につながることを期待している。



ハッカでイノシシ寄らず…国史跡、被害受け対策 (2015年6月17日 読売新聞)

イノシシ被害に悩む茨城県桜川市の国史跡で、
香草のハッカ類を使った対策が進められている。
まだ実験段階だが、効果が上がれば侵入防止用のネットに比べて経費や人件費を抑えられ、
景観にも良いとあって期待されている。

同市農林課によると、市内ではイノシシ被害が拡大し続けており、
昨年度は水稲だけで約1300万円の被害が確認されたという。
同市真壁地区の国史跡真壁城跡でも4年前から、
発掘場所や復元工事をした場所をイノシシに掘り返される被害が出てきた。
ミミズを食べるためとみられる。

真壁城は15世紀中頃から、真壁氏によって築かれた城で、1994年に国史跡となった。
昨年度は、茶の湯に関連した優雅な池泉庭園の発掘成果が発表された。

だが、山に近い外曲輪そとぐるわには、深さ30センチ程度で大きく掘り返された跡がある。
一晩で約10アールが掘り返されたこともあるという。
臭いの強い防腐剤をまいても、数日で臭いが薄れ効果なし。
現在、ネットを張り巡らせて被害を防いでいるが、経費はかかる。

発掘作業員の松本雅春さん(56)は2013年、ハッカが自生している周辺にイノシシが来ないことに気づいた。
同市教育委員会生涯学習課の宇留野主税副主査も常陸大宮市の実家で、
イノシシの好物であるユリ根があっても、ハッカがあると寄って来ないと聞いた。

そこで昨夏から、真壁城跡周辺に生えているハッカ類を集め、
史跡の中ほどで2メートル四方のミニハーブ園を設けた。
自生とみられるハッカのほか、近くの民家から広がったらしいものもある。

時間はかかるが、ミニハーブ園で増やした香草を史跡周辺に植え、自然の力で被害を防ぎたい考えだ。
ミニハーブ園周辺には根が食べられるユリも実験的に植えているが、
今のところイノシシは近寄っていない。

宇留野副主査は「こうした植物でイノシシの侵入を防ぐことができれば、
掘り返した跡の修復やネットの経費が節減でき、景観もずっと良くなる。
ハッカなどが増えれば雑草対策にもなりそうです」と効果を期待している。



イノシシ食害、窮状訴える 参院環境委で高橋氏 (2015年6月17日 下野新聞)

自民党の高橋克法参院議員は16日の環境委員会で、
県内でも深刻化しているイノシシの食害について質問し
「那珂川町では直売所でタケノコがあまり並ばなくなった。頭数が増えているからだ」と窮状を訴えた。
これに対し環境省幹部は10年間でイノシシの頭数を半減させる目標を掲げた上で、
「(新制度を活用し)本年度には栃木県で捕獲事業を実施する予定だ」と答弁した。



イノシシ捕獲数、1万頭超え過去最多 2014年度の栃木県内 (2015年6月17日 下野新聞)

2014年度の県内イノシシ捕獲数は1万頭を超え、過去最多となったことが16日、分かった。
県に記録が残る1956年度以降、1万頭超は初めて。

原因を県は分析中とした上で、山林で好物のドングリなど木の実が不作となり
イノシシが里の近くまで下りてきたことや、猟友会など狩猟者の尽力を挙げている。
同日の県議会一般質問で、山形修治氏(とちぎ自民党)が質問した。
県環境森林部の金田尊男部長は
「2014年度の捕獲数は目標の8千頭を大きく上回り1万頭を超え、過去最多となる見込み」と答えた。

県が14年度に実施したイノシシなどの推定生息数調査結果によると、
13年度末で、県内イノシシの生息数は3万3500頭。
これを受け、県は15年度以降の3年間、個体数を増やさないため、
イノシシ8千頭を年間捕獲目標に据えている。
13年度のイノシシ捕獲数は前年度比27%減の5792頭。
12年度は前年度比37%増の7893頭とこれまでの過去最多を記録したが、
14年度はこの数字を上回ることが確実という。



イノシシ被害 早期対策を (2015年6月16日 神戸新聞)

◆下越 雪少なく拡大の恐れ
下越地方でイノシシの出没が相次いでいる。
生息がほとんど確認されていなかった新発田市でも目撃されるようになり、昨年末には駆除も行われた。
農作物被害が拡大する恐れがある中、専門家は早期の対策を呼びかけている。

■2年前から目撃
「狩猟歴は30年以上になるが、大半が山鳥だった。まさかイノシシを撃つことになるとは……」
5月20日に新発田市に発足した鳥獣被害対策実施隊のメンバー、
荒井俊明さん(62)は、近年の里山の異変に驚きを隠さない。

昨年12月18日、荒井さんが通報を受けて聖籠町との境界付近に駆け付けると、
田んぼのあぜでイノシシが一塊になっていた。
近くには住宅や商業施設があったため、5頭を駆除した。
新発田市内ではその8日後にも4頭が駆除された。

実施隊は、市内の猟友会員ら102人が市の非常勤職員として出動し、
大型の野生動物やサルなどの駆除を担う。
県内最大規模となる隊発足の機運を高めたのは、
2年ほど前から目撃情報が寄せられるようになったイノシシの存在だった。

これまで鳥獣駆除を猟友会のボランティアに頼ってきたが、市は
「大型動物の捕獲は危険を伴う。少しでも有償で対応したい」と発足に至った理由を説明する。

■駆除数激増
県によると、イノシシによる2014年度の農作物被害(速報値)は面積で39ヘクタール、額は2300万円。
土に体をこすりつけて寄生虫を取り除く「ぬたうち」という行為により田んぼに臭いが残り、
稲は出荷できないほど品質が劣化する。
さらに、土中の生き物を捕まえようとあぜなどを掘り起こす習性による土木施設の被害も重なり、
農地のダメージは甚大となる。

野生鳥獣の生息調査を続ける長岡技術科学大の山本麻希准教授によると、
イノシシは、大正時代までは東北や北陸地方にも分布していたが、その後、乱獲や感染症などでいなくなった。
しかし、10年ほど前から魚沼地域や柏崎市で生息が確認され始めた。
県の統計でも、駆除した数は05年度の2頭から13年度は155頭へと急増している。

■「7割捕獲」必要
県は、イノシシやサルから農作物を守る電気柵や侵入防止柵の設置を進めており、
交付金を利用した整備は14年度までに640キロ・メートルに達した。
今後は集落単位での整備を強化し、イノシシが里山に下りてこない環境作りを進める。

しかし、山本准教授は、「雪を嫌うイノシシは、積雪の少ない下越地方で爆発的に拡大する」と警鐘を鳴らし、
駆除の強化による生息数の調整が不可欠だと指摘する。
イノシシは1頭の雌が一度に4〜5頭を出産するため、
頭数調整には、現時点で生息数の7割を捕獲する必要があるという。
「100頭のうちに調整するか、1000頭に増えてから調整するか、どちらの負担が大きいかは明らかだ」と、
県や市町村に早期の対応を求めている。



無土器期、イノシシ飼育か/沖縄考古学会宮古島大会 (2015年6月14日 神戸新聞)

農林業被害をもたらすシカやイノシシなど有害鳥獣を捕獲した猟師に支払われる
「報償費」で不正が相次いでおり、自治体が頭を悩ませている。
兵庫県篠山市は4月から、水増し申請を防ぐため、
捕った動物と猟師が一緒に写った写真を提出してもらうようにした。
兵庫県三田市は猟師を市の非常勤職員として採用。
不正防止にあの手この手で取り組んでいる。

昨年12月、篠山市猟友会の会員が市に提出する報償費申請の書類に、虚偽報告の疑いがあることが発覚。
同一のシカやイノシシを別の角度から撮影するなどして、
捕獲頭数を水増しした可能性が疑われる写真があった。
市は新たな対策として、これまで捕獲した動物だけでよかった申請用写真について、
動物と猟師が一緒に写るよう家族以外の人が撮影するように規定を改めた。
撮影者名も記録し、1人で捕獲した場合は報償費を払わない。
確実に不正を防ぐ方法は、自治体職員が1頭1頭確認することだが
「労力とコストが大きすぎ現実的でない」。
報償費をめぐる問題は近隣地域でも続発している。
2012年には県猟友会三田支部で写真の使い回しによる虚偽申請が発覚。
13年には同西脇多可支部などでも水増し請求があり、市町などが返還を求めた。
三田市は13年度に「鳥獣被害対策実施隊」を設立して狩猟登録者を対象に隊員を公募し、
県内で初めて非常勤職員として採用。それまで捕獲を県猟友会三田支部に委託していたが、
実施隊が行うことにし、自治体の目が届きやすくした。
同市農業振興課は「市の職員に位置づけることで、
捕獲活動への公共意識を高めてもらい不正防止につなげたい」としている。

■農林被害軽減へ不可欠
イノシシやシカの生息域は年々広がっており、農林業被害を抑えるため捕獲活動は重要さを増している。
報償費制度は、有害鳥獣を捕獲するハンターの確保と捕獲数維持には欠かせない。
兵庫県によると、農林業被害は2013年度でシカが3億300万円、
イノシシが2億6900万円と深刻な状況が続く。
シカは但馬北部で、イノシシは赤穂や姫路、加西各市で目撃が増えている。
特にシカは木や草を食べるため、生態系のバランスが崩れ自然環境に大きな影響を与える。
一方、わなと猟銃の免許保持者は延べ5637人(13年度)で5年前から5%減。
比較的、取り組みやすいわな猟の免許は増えているものの、猟銃免許保持者の減少が目立つ。
60歳以上が67%を占めるなど高齢化も進み、今後さらに減るとみられる。
ハンターを確保するため、県や各市は免許取得の教室や体験会を開催。
県自然環境課は「民間企業に委託すればさらなるコスト増となる。
猟友会に協力してもらうメリットは大きい」としている。

【有害鳥獣捕獲の報償金】
シカやイノシシを捕獲した場合、国から猟友会や猟師に1頭当たり8千円支払われる。
兵庫県ではシカの捕獲に重点を置いており、シカを捕獲すれば、
県と市から1頭当たり最大1万6千円または、1日当たり日当4800円が支払われる。
さらに独自の報償金を上乗せする市町もある。



無土器期、イノシシ飼育か/沖縄考古学会宮古島大会 (2015年6月14日 宮古毎日新聞)

2015年度沖縄考古学会の総会並びに宮古島大会が13日、宮古島市中央公民館で開催された。
5人の研究者が登壇し、宮古島の無土器期(先史時代)から
グスク時代への移り変わりに関する研究成果を発表。
浦添市教育委員会の菅原広史さんは、友利元島遺跡の発掘調査を基に、
無土器期の人々がイノシシを飼育していた可能性に言及した。
会場の市民は先史をひもとく報告と貴重な資料の数々に強い関心を示した。

沖縄考古学会の大会が宮古島市で開催されるのは初めて。
近年、5〜8世紀の友利元島遺跡や11〜15世紀前半のミヌズマ遺跡で発掘調査が行われており、
同学会ではこの二つの時期の接点を多角的に考察することを目的に宮古島開催を決めた。
考古学への関心を深めることも狙いだ。

発表に先立ち、同学会の當眞嗣一会長が「県内の考古学の成果は目を見張るものがあるが、
その中でも宮古は近年、多くの成果が発表されており、古い時代のことが少しずつ分かってきている」と話し、
宮古の研究者の努力をたたえた。
その上で「このような貴重な遺跡に目を向け、宮古島の歴史・文化の魅力に触れていただきたい」と述べた。

この後、宮古郷土史研究会の下地和宏会長が基調講演で無土器期・グスク時代初期の課題を報告。
引き続き島内外5人の研究者がそれぞれの立場から研究してきた成果を発表した。
浦添市教委の菅原さんは無土器期における脊椎動物の遺体を研究している。
発表では、友利元島遺跡が海と面しているにもかかわらず、
魚よりイノシシの骨が大量に出土している結果を重視。
「特異な結果。どのような理由でこのような傾向になってきたのか大変興味深い」と述べた。

さらに遺体が雄に偏重している状態を「不自然」と指摘し、
「人為的な管理下にイノシシを置いていた可能性が想定できる」として飼育の可能性に言及した。

ただ、これが友利元島のみの特異性なのか、
宮古島全体の標準的な様相であるかについては資料の積み上げが必要とした。
元沖縄国際大学教授の江上幹幸さんは、「無土器期の位置づけ」と題して発表した。
この中で「どこかの地から焼石調理法を携えて移動を開始し八重山諸島を経由してではなく、
彼の地から直接、あるいはどこかを経由して宮古島に居住したと考える」と考察。
無土器期前半の宮古島に、八重山諸島とは異なる文化系統が存在していたとする可能性についても触れた。

その上で「長期にわたり土器を使用せずに特異な生計戦略で生活を営む人々の痕跡が
アラフ遺跡には残存している」とし、さらなる解明に期待を込めた。

大会ではこのほか、浦添市教委の安斎英介さん、鹿児島大学埋蔵文化財調査センターの新里貴之さん、
宮古島市教委の久貝弥嗣さんも研究成果を発表した。



鳥獣農作物被害5年ぶり増 (2015年6月11日 西日本新聞)

2014年度に県内市町が被った野生鳥獣による農作物被害額は4億7658万円(速報値)で、
5年ぶりに増加に転じたことが県のまとめでわかった。
県では、伊豆市で昨年7月、シカを駆除していた猟友会員が仲間の誤射で死亡した事故を受け、
一部の猟友会が猟を自粛したのが増加の主な原因だとみている。
県農山村共生課によると、農作物被害額は、
「10年度から市町や農協で、専門職員の養成を始めた」(担当者)こともあって、
6億9618万円だった09年度をピークに、13年度(4億3746万円)まで減りつづけてきた。
14年度の被害額を動物別に見ると、イノシシが最も多い1億7602万円で、
ニホンジカが1億4304万円、サルが4250万円。
この3種類で全体の7割以上を占める。富士山麓、伊豆地域での被害が目立つという。
県は、農作物被害対策の道筋を示した「野生鳥獣被害緊急対策アクションプログラム」の14〜17年度版に、
17年度の被害額を3億5000万円に抑える目標を掲げている。
今年度は、駆除を行うハンターの担い手を確保するための取り組みを本格化させる方針だ。



女性がイノシシに太ももをかまれる 佐伯市上浦の雑木林 (2015年6月11日 西日本新聞)

10日午前8時50分ごろ、佐伯市上浦の雑木林で、
近くの女性(72)がイノシシに右太ももをかまれた。
女性は軽傷。
佐伯署によると、イノシシは現場とは別の場所でワイヤ製のわなにかかったが、
ワイヤを引きちぎって雑木林に入ったという。
女性はサカキを採りに1人で雑木林に行ったところ、イノシシが突然現れ、かまれた。
同署は傷を負って興奮したイノシシが女性を襲ったとみている。
女性は現場から自力で逃げ、事情を知った近所の住人が119番。
同署員や猟友会メンバーらが足に付いていたワイヤの一部が樹木に絡まったイノシシを発見し、殺処分した。



イノシシに襲われ3人けが…逃走したペットか (2015年6月6日 サンスポ)

6日午前7時5分ごろ、香川県丸亀市綾歌町にイノシシが出没し、
42〜89歳の男女3人が次々と襲われ、足をかまれるなどして大けがを負った。
いずれも命に別条はない。

丸亀署によると、付近でペットとして飼育されていたイノシシ1頭が前日に逃走しており、
同署は関連を調べるとともに、地元の猟友会などとともに行方を追っている。

逃走したイノシシは体長約1・5メートル、体重約80キロの雄で、
近くに住む会社員の男性(58)が2010年ごろから飼育。
5日午後6時半ごろ、おりが壊れ、いなくなっているのを男性が発見し、同署に通報した。



住宅の庭にイノシシ 親子襲われ、骨折の重傷 茨城・常陸大宮市 (2015年6月6日 FNNニュース)

茨城・常陸大宮市の住宅で5日、親子がイノシシに襲われ、骨折などの重傷を負った。
5日午後3時半前、常陸大宮市野口の住宅の庭に、83歳の母親と54歳の息子が、
現れた体長およそ1メートルのイノシシに襲われた。
母親は、右手首を骨折したほか、息子も左大腿(だいたい)骨を骨折し、2人とも入院している。
イノシシは逃走していて、警察は、注意を呼びかけている。



わなにイノシシ、メールで通知へ 瑞浪市が猟友会員向けに (2015年6月4日 中日新聞)

イノシシによる農作物被害を減らそうと、瑞浪市は今秋、
わなの作動を市猟友会員にメールで通知する装置を導入する。
見回りの労力を省き、駆除効率を高めるのが狙い。
開会中の六月市議会に上程した一般会計補正予算案に購入費五百五十万円を盛り込んだ。

装置は高さ二十六センチ、幅十一センチ、厚さ七センチの箱型。
携帯電話の回線につながる発信機と乾電池が入っている。
外側に磁石付きのワイヤが付いており、引っ張られて箱から外れると、
あらかじめ登録した宛先にメールを発信する。

おりに誘う「箱わな」や脚をつかむ「くくりわな」の動作部にワイヤをつなげば、
捕獲直後に把握できる。
市は二十台を購入し、猟友会員に貸し出す。

市農林課によると、昨年度の稲作被害は百四十万円。
水路の損傷や牧草の食害のほか、市街地での出没も相次ぐ。
捕獲が得意な猟友会員は数人で、世代交代も遅れており、被害の抑止は難しい状況となっている。

事業費は情報通信技術の活用が対象になる国の補助金で賄う。
担当者は「イノシシが減ることで、農家の意欲向上と出荷増につながれば」と期待する。
恵那市も同様の装置の導入を検討している。
シカやサル、クマも対象とし、四台を農家や猟友会員に貸し出す方針。

罠にかかったイノシシがいるとメール送信するシステム



イノシシ激増に歯止めを 役職員ら39人 免許取得 福島・JAそうま (2015年6月2日 日本農業新聞)

東京電力福島第1原子力発電所事故の影響でイノシシ被害が激増する現状を変えようと、
福島県のJAそうまの支部長や役職員ら39人がわな猟の狩猟免許を取得した。
ただ、免許を取ってすぐに捕獲できるわけではない。
今年度、県猟友会からわな猟の指導を受け、捕獲したイノシシを処分する
焼却施設ができるのを踏まえ、現場では鳥獣害対策を模索する。
農水省によると、JAの役職員らが組織的に免許を取得する例は全国でも珍しい。
管内の水田は東日本大震災の津波で塩害に遭った上、
土を掘り起こされるなど毎晩のようにイノシシに荒らされている。
イノシシの足跡がくっきり残り、営農を再開する予定がない水田もある。

相馬市の農家、佐藤佐一さん(72)は「ここら辺の農地は見渡す限り、被害に遭っている。
事故前ではあり得なかった。農家による自衛はもうできない」と獣害の深刻さを訴える。

市が把握するイノシシの捕獲頭数は原発事故前の2010年度が6頭だったが、
14年度には364頭と激増。
市は「正確には把握できないが、農家からの被害報告や捕獲実績をみてもイノシシは急増している」と話す。

こうした現状に奮起したのがJAマンだった。
JAの相馬中村総合支店営農センターの佐々木泰弘さん(53)は昨年、狩猟免許を取得した。
「被害がひどく耕作を放棄した農家もいる。
地域として何とかしなければと考え、免許を取った。頑張って捕獲していきたい」と意気込む。
昨年、支店管内のJA支部長や理事、職員ら計39人が免許を取得。
講習料や受験料はJAが全額負担した。

・猟友会と二人三脚 実践利用へ腕磨く
だが、免許を取ってみると新たな問題が発生した。
自動車のペーパードライバーに近いため、
実践的なわなの仕掛け方やイノシシの処分方法が分からず、実際には狩猟ができなかった。

そこで15年度は、同市などのごみを処分する相馬方部衛生組合が
イノシシ専用の焼却処分施設を建設することになり、わなによる捕獲を強化する方針だ。

捕獲には技術や知識などが必要となる。
県猟友会の阿部多一会長は「焼却処理施設ができれば展望が見える。
免許を取ったJAのメンバーには今後、わなの作り方や仕掛け方を伝授して、
二人三脚でイノシシを退治していきたい」と歓迎する。

JAは今後、捕獲だけでなく、農地を守る体制づくりも目指す。
JA営農企画課の高玉輝生課長は「イノシシを農地に近づけない対策も同時に進めないと、
被害は減らない。捕獲と防護に力を入れたい」と話す。
JAの取り組みについて、農水省は「組織的に捕獲体制を整備しているJAは少なく、
モデル事例になる。現場で活躍してほしい」(鳥獣災害対策室)と期待する。



<5月>

移住後、初めて解体したイノシシのお腹には赤ちゃんがいた。 (2015年5月31日 ハーフポストソサエティ)

私が移住した島根県邑智郡美郷町(おおちぐん・みさとちょう)では、
毎年5月ごろからイノシシの駆除活動が始まり、農家さんや猟師さんが、自宅の裏庭や畑に罠を仕掛けだす。
引っ越してきた2014年春も例外ではなく「イノシシ好き」を謳っていた私のもとには、
移住早々、猟師さんからの「イノシシ獲れたからやるぞ!」の声がたくさん届いていた。
この時期に猟師さんが言う「獲れたからやるぞ!」の本意は「お肉を分けてあげる」ではなく
「消費しきれないから引き取ってくれ」であることが多く、亡骸をそのままゴロンと渡されたり、
片足を一本まるまる置いていかれたりする。

タケノコやワラビをもらうみたいに軽々しく「いただきます!」と言うと、
20〜50kgあるイノシシの亡骸の前で途方に暮れることになるので注意が必要だ。
2012年から狩猟を始め、野生動物が好きで島根に移り住んだ私には、
そんなサプライズプレゼントも嬉しく、ある日、猟師さんから
「イノシシが罠にかかったから一緒に取りにいくか?」
という誘いを受けたときも、喜んでついて行った。

裏山で罠にかかったイノシシを血抜きし、谷に下ろして川に浸け、腹部にナイフを入れる。
すると、イノシシのお腹の中から、見たことのない袋状の内臓がドロンと出てきた。
胃でも腸でもないその袋を触ってみると、ゴロゴロとした固いものが3つ、
中に入っていることが分かった。
その袋は胎嚢で、3つのかたまりは、イノシシの赤ちゃんだった。

生まれて初めて見る「胎児」に一瞬、息が止まり、自分の心臓の音が大きく聞こえたのを覚えている。
体長15cmほどの、小さくて透明感のある胎児を見て、何も感じない人がいるだろうか。
女性ならなおさら、心を痛めないはずがないと思った。
しかし、駆除捕獲の目的は生息頭数の適正化であり、
メスを捕獲することが生息頭数の減少に最も効果的であることは理解していた。

イノシシの生息頭数は、メス1頭につき、毎年2、3頭ずつ増えていくので、
メスを捕獲しない限り増え続けてしまう。

シカやイノシシの増加率には、環境省も頭を悩ませていて、
2013年4月には「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」という法律を
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に改正した。

シカやイノシシのように生命力と繁殖力が凄まじい野生動物に関しては、
盲目的な保護ではなく、適切な頭数管理が必要だと判断したためだ。

また、イノシシの妊娠・出産・授乳期にあたる5〜9月は、
メスイノシシが餌を求めて最も活動的になる時期なので、罠にもかかりやすく、捕獲効率がいい。
春から夏にかけて、繁殖期中のメスをどれだけ捕獲できるかで、
翌年以降の生息頭数に影響があるのだから、里山に住む人々も必死なのだ。

そんな理屈が頭をよぎり、それでもやっぱり胎児を目の前にすると、
楽観的な気持ちにはなれなかった。
自然の中で、命と向き合う生活をしていると、
綺麗事ではどうにも消化できない葛藤と遭遇することがある。

現状を知らなければ、非道な行いに見えることもあるかもしれない。
非難したくなる光景が転がっているかもしれない。
それでも、自然の中で生きている限り、誰も私たち生き物を甘やかしてはくれないのだ。



野生動物分布域拡大 府中にイノシシ、共生課題 (2015年5月29日 読売新聞)

多摩地区で市街地などに出没する野生動物が増えている。
里山地域などでの人口減少に伴い、生息数が拡大していることなどが原因とみられるが、
電車と動物が衝突する事故も発生した。
29日に野生のニホンジカやイノシシの適正な生息数管理を目指す改正鳥獣保護法が施行され、
人と動物の共生が改めて問われている。
JR東日本八王子支社によると、昨年11月21日午前7時過ぎ、
JR武蔵野線の電車が府中市の北府中―西国分寺駅間を走行中、
線路上を走って来た体重約80キロのイノシシと衝突した。
乗客にけが人などはなかったが、イノシシは死んだ。
同支社広報課は「中央線の高尾から山梨方面や青梅線では
イノシシやシカとの衝突事故が時々あるが、市街地では珍しい」と話す。

一方、日本哺乳類学会理事長の梶光一・東京農工大学教授(野生動物保護管理学)によると、
多摩地区では1990年代以降、シカやイノシシ、クマ、サルなどの分布域が拡大している。

かつては動物がいる山と人が住む市街地の間に、両者が混在する緩衝地として里山などがあったが、
過疎化などでそうした地域からは人がいなくなった。
このため、動物の生息数や生息域が拡大し、都市部にも近づいてきたとみられ、
梶教授は「今回のイノシシは多摩川沿いに市街地へ来た可能性がある。
今後も似たようなことが起きるだろう」と予測する。

兵庫県立大学の横山真弓准教授は「都会の人は『野生動物は絶滅から守るもの』というイメージが強いが、
全国各地ではシカやイノシシの増加による農作物の食害などの問題が起きている」と話す。
農林水産省によると、全国の鳥獣被害は年間約200億円に達するという。

環境省は2011年度末、全国の生息数はニホンジカ(本州以南)が約239万頭、
イノシシが約90万頭と推定し、農林水産省とともに23年度までに半減を目指す。
改正鳥獣保護法では都道府県が数値目標などを設定した管理計画を策定する。

しかし、全国の狩猟免許所持者は1990年度の約29万人から、2012年度は約18万人まで減少。
都は12年度以降、ニホンジカの捕獲目標を年間600頭としたが、狩猟者の不足や高齢化、
山地が急峻きゅうしゅんで道路整備が遅れていることなどから、
12、13年度の達成率はそれぞれ59%、66%にとどまっている。

梶教授は「誰がいつ、どこで、どのように捕獲するか。
国の方針を実現するための計画に具体性が欠けている。
一方、現場に近い市町村には野生動物管理の専門家が少ない」と指摘。
「『狩猟者の確保』『獲物を食べる』『専門家の育成』という三つの取り組みが、
持続的な野生動物管理に必要だ」と強調する。



イノシシ界のビッグダディ? 30匹の集団現る 広島 (2015年5月28日 朝日新聞)

車の前に突然現れた30匹ほどのイノシシの集団――。
広島県三次市海渡(うと)町の農事組合法人理事、
森田正則さん(66)と長男敏弘さん(25)がその様子を映像で捉えた。

イノシシの集団に遭遇したのは22日午後9時前。
自宅から約300メートルの市道を車で帰宅中、
大人とみられる5匹と25匹ほどの小さな子どもが前方から現れ、車に向かって走ってきた。
イノシシは車に驚いたのか、脇の茂みに入ったり、逆方向に逃げたりして姿を消したという。
正則さんは「一瞬、パニック状態になりましたが、
息子にスマートフォンで動画を撮影してもらいました」と話した。

正則さんによると、現場は田畑が広がる農村部で、約60戸の集落のすぐ近く。
近辺ではイノシシが2年ほど前から特に目立つようになっているという。
集落は今回、農作物に被害が出ないよう畑の周囲の柵を補修した。

広島でイノシシの群れ



美術館にイノシシ出没、園内のタケノコに猛進 栃木・足利で被害 (2015年5月25日 産経新聞)

足利市草雲美術館(同市緑町)に野生のイノシシが出没し、
庭園内のタケノコを掘り返すなどの被害が出ている。
同市山間部はイノシシの生息密集地だが、関係者は
「市街地の一角、美術館にまで姿を見せるとは」と、驚きを隠さない。
市は当面、周辺におりを設置するなど対策を強化する。

同館は市街地西部の丘陵地にある足利公園(4・5ヘクタール)の南端にあり、
周辺は住宅密集地。
すぐ南をJR両毛線が走る。
幕末から明治時代に活躍した南画家、田崎草雲の業績を顕彰し、作品類などを展示しており、
今秋、草雲生誕200年記念で特別展なども予定されている。

被害は今月のゴールデンウイーク明けごろから目立っており、
同館前の竹林のタケノコが掘り返されたり、園内の枝折戸(しおりど)が倒されたりしている。
庭園南側、竹の柵の間から侵入しているとみられ、同館の「イノシシ被害は初めて」という。

足利市内では約20年前からイノシシが増え始め、
渡良瀬川北部の同市河北地域では山間部をはじめ全域に生息。
農作物被害や目撃例も相次いでいる。
このため市は地元猟友会に委託し、山中におりを設置して駆除に当たっている。
平成25年度の有害駆除頭数は約1300頭で県内全体の約3割を占め、
26年度はさらに増えて約2800頭が駆除された。

今年4月、イノシシ対策で設置された市農林整備課の担当者は
「駆除してもなかなか減らないのが現状」と話し、
公園管理の市市街地整備課も「公園周囲に柵を設置するにも限度がある」と頭を抱えている。



農作物の鳥獣被害額増 県内昨年度、主因はイノシシ (2015年5月16日 中日新聞)

県内の農作物への鳥獣被害は昨年度、九千四十七万円に上り、
前年度から三百三十六万円増えた。
有害鳥獣として捕獲されたイノシシは千百五十八頭で、
前年度の五百十七頭から二倍以上に増えており、
県の担当者は「これだけ捕獲しても、被害が増えている」と事態の深刻さを嘆く。

十五日、富山市の県民会館であった県鳥獣被害防止対策推進協議会の総会で、被害が報告された。
県内の農作物被害は二〇一〇年度の一億二千四百二十四万円から減少傾向にあり、
一三年度は八千七百十一万円だった。
一四年度の被害のうち、イノシシの被害が四千百九万円と最多で、
カラスの三千九百五十一万円、ニホンザルの三百九十六万円と続いた。

有害鳥獣として捕獲されたイノシシは、〇六年度の十二頭から増加傾向にあり、一四年度は過去最多。
各市町村が捕獲体制を強化したためとみられる。

このうち、一頭あたり八千円の捕獲活動経費は五百四十二頭分で支給され、
内訳は南砺市が最多の百七十一頭、氷見市の百二十三頭、
朝日町の百二十頭、富山市の五十九頭と続いた。

県農村振興課は、強い繁殖力と、県外からの移動でイノシシの絶対数が増えたことに加え、
山の餌不足などが被害増加の原因と指摘している。



上越市戸野目の住宅地でイノシシの目撃相次ぐ (2015年5月14日 上越ジャーナル)

新潟県上越市の津有地区周辺で2015年5月14日午前6時前後に、イノシシの目撃が相次いだ。
現場は住宅地で近隣に小学校や保育園があることなどから、
上越警察署や上越市がパトロールを行ったほか、近隣住民に注意を呼び掛けた。
イノシシによる人的、物的被害はなかった。

同署などによると、目撃されたのは体長約60〜80cmのイノシシ1頭。
午前5時30分頃に戸野目古新田の田んぼ、同6時過ぎに戸野目の作業服店裏側などで
住民らが目撃し、通報したという。

目撃現場の近くには市立戸野目小があり、
児童の登校時間に合わせて警察や市がパトロールを実施し、児童の安全を見守った。

同小では市からの連絡を受け、担任がイノシシ発見時の注意事項を児童たちに伝えた。
早朝以降、イノシシの目撃情報がなかったため、
5年生が総合学習で実施する「田植え」は予定通り実施された。

市環境保全課によると市内で今年に入って目撃されたイノシシは5件。
村山斉課長は「今後も注意喚起を行っていく。
イノシシを見つけても近づかないで。もし傘を持っていたら傘を広げるなどし、
自分の身を守ってほしい」と話している。



急ブレーキも間に合わず 列車が衝突したのは… (2015年5月13日 テレ朝)

線路に入り込んだイノシシに衝突して列車が2時間、ストップしました。
JR東日本によりますと、13日午後10時前、千葉県鋸南町で、
JR内房線の下り列車が線路内に入り込んだイノシシと衝突しました。
列車は急停車しましたが、乗客乗員約50人にけがはありませんでした。
イノシシはその場から走り去ったということです。
この事故で、列車はブレーキの一部が壊れ、約2時間にわたってストップしました。
鋸南町では、イノシシが出没することは多いものの、こうした事故は珍しいということです。



「うり坊」14頭すくすく 弘前・弥生いこいの広場 (2015年5月13日 北海道新聞)

弘前市の「弥生いこいの広場」で、4月上旬から中旬にかけて生まれた
イノシシの赤ちゃん「うり坊」14頭が12日から一般公開され、
かわいらしい姿が来場者の人気を呼んでいる。

雌のヤヨイとサクラが7匹ずつ出産。
生まれた当初は体長22〜23センチ、体重1キロ未満だった。
しばらくは母乳だけで育ったが、最近はリンゴやパンなども食べるようになり、
体長40センチほどに成長した。

獣舎から屋外の飼育場に放たれた14頭のうり坊は、
母親や父親・シシマルの後を追うように、場内をちょこちょこ走り回ったり、
乳を吸ったりしながら「プギーッ」「ピーピー」と鳴き声を上げている。

飼育担当の小田桐愛美さんは「いつもお母さんと一緒なので甘えん坊だけど、
人間に対する警戒心が薄いので近くに寄ってきます」と話した。

うりぼう



イノシシ目撃相次ぐ、芦屋町で5月10件 [福岡県] (2015年5月13日 西日本新聞)

芦屋町内で5月に入り、イノシシの目撃情報が相次いでいる。
市街地にまで出没することは珍しく、同町山鹿の文化施設「芦屋釜の里」が臨時休園したり、
町職員が小学校付近の見回りをしたりと、対応に追われている。
町地域づくり課などによると5〜12日、芦屋町山鹿の山鹿小学校や公園、
コンビニ付近などで計10件の目撃情報が寄せられている。
芦屋釜の里には8日に1頭が出没。
9日は開園したが、多数の来場者が予想された10日は臨時休園に踏み切った。
担当者は「イノシシが出たのは開園20年で初めて。安全を最優先に考えた」と説明する。
12日には芦屋町江川台の雑木林で2頭が確認された。
イノシシは3頭いたケースもあり、大きいものは体長1メートル超、体重60キロほど。
町は12日から、登校中の児童が被害に遭わないよう、職員数人で山鹿小周辺のパトロールを始めた。
遠賀郡猟友会によると、エサのタケノコが少ないため、
周辺自治体の山間部から下りてきている可能性があるという。
猟友会の田口敏光事務局長(64)は
「興奮すれば凶暴。見つけても刺激せず、その場から静かに離れてほしい」としており、
対応を検討しているという。

芦屋町のイノシシ目撃情報



香港の子ども服店に野生の子どものイノシシが突然現れる (2015年5月12日 FNNニュース)

香港の子ども服店で、思わぬところから珍客が登場した。
天井を突き破って見え隠れする、細い脚とかわいらしい尻尾。
その正体は、野生の子どものイノシシ。
香港の子ども服店に突然現れた、この珍しい客に、集まった買い物客らが、カメラを向けた。
すると、あまりの人の多さに驚いたのか、イノシシは、ショーウィンドウの中を走り回り、
マネキンをなぎ倒すなど、大興奮の様子。
結局、このイノシシは、最後は試着室に閉じ込められ、麻酔を使って捕獲された。



ミズバショウ 青息吐息 小松・群生地 イノシシ食害で9割減? (2015年5月10日 中日新聞)

北陸有数のミズバショウ群生地として知られる石川県小松市の「横谷のミズバショウ」が、
イノシシによる深刻な食害を受けている。
5年ほど前からイノシシが鼻を使って土を掘り起こした跡や食べ残した
ミズバショウの根が見つかり始めた。
市教委生涯学習課は13万株以上あったのが1割ほどに激減したとみており、
10日に被害の実態把握と対策協議のため現地視察する。(谷大平)

◆きょう現地視察
自生地は小松市南部の大倉岳高原スキー場から南へ五キロ、
標高八八〇メートルの山の谷間にある。
湧き水の流域沿い一・二ヘクタールの湿原で、
2003年にトキソウやエゾリンドウなどの貴重な湿地性植物も自生するとして市文化財に指定された。

指定当時はミズバショウ十三万七千株が自生しており、見頃の五月上旬になると、
白色のかれんな苞(ほう)と新緑色の葉を見るのを楽しみに県内外から観光客が訪れる。
今年は残雪が多く、訪れる人はまだ少ないという。

横谷の湿原を四十年以上にわたって調査している市自然保護協会の中江実会長(73)によると、
食害が出始めたのは一〇年ごろから。
ミズバショウはサトイモ科の多年草で、根の長さが一メートル以上になるため
「イノシシにとって格好の餌」になる。
九月から積雪前の十一月にかけて毎年少しずつ被害が出てきた。

県イノシシ保護管理計画によると、明治、大正時代に県内のイノシシは絶滅していた。
ところが一九五四年度から毎年数頭ずつ捕獲。
九三年度の十頭から一〇年度は二千三百頭にまで急増した。

◆福井から越境?
県白山自然保護センター(白山市)の栂典雅(とがのりまさ)所長は
「福井県から越境してきた可能性が高い。
イノシシは脚が短く雪が苦手だが、近年は積雪量の減少で生息可能域が増えている」と指摘する。
現在は能登地域にも広がり県全域に生息しているとみられる。

文化財の危機的状況に小松市は、一五年度予算でイノシシが湿地に侵入するのを防ぐ
三百五十メートル分の電気柵設置費として二百万円を計上。
市教委の林比佐志生涯学習課長は
「電気柵に限定せず、一番効果的な対策を考えたい」と話している。

石川県でイノシシによるミズバショウ被害



巨大イノシシ撮った 中津川の山林、1.8メートルか (2015年5月9日 47ニュース)

土岐市土岐津町土岐口の会社員三尾和廣さん(66)が、
中津川市内の山林で体長が2メートル近いイノシシの姿を、赤外線自動カメラで撮影した。
長年、野生動物の生態を調べてきた三尾さんは
「家畜ブタの遺伝子が入ったイノブタのようにも見える。
県内でも在来種のイノシシに遺伝子が入り込んでいるのではないか」と危惧している。

三尾さんによると、イノシシは自身が所有する杉林で今年4月末の夜間に撮影。
成獣は体重が70〜100キロだが、撮影されたイノシシは体重が150キロほど、
体長は約1.8メートルと推定されるという。

「鼻が短いなど、体格がイノシシとは思えず、違和感を感じる。
直系の1代目なら外見的特徴が出やすいが、2代目や3代目になると、外見での判別は難しい」と、
三尾さんは研究機関での調査の必要性を訴えている。

県内に生息するイノシシの遺伝学的解析に3年前から取り組む、
岐阜大野生動物管理学研究センター特任助教の森部絢嗣さんは
「確かに大きい個体だが、外見だけでは家畜ブタとの交配種イノブタと判断できない。
これだけ大きな個体だと、頬の辺りの肉付きが良くなるため、相対的につぶれた顔になる」と説明する。

遺伝的根拠を持ったイノブタは、県内では見つかっていないといい、
森部さんは「『ブタが放された』という話は、県内各地で聞く。
在来種のイノシシを守るため、今後も県内のイノシシの遺伝解析調査を続けたい」と話している。

岐阜で巨大イノシシ



イノシシ 玄界島襲来 08年確認 数十頭、被害相次ぐ 開発で居場所失う (2015年5月5日 47ニュース)

2005年3月の福岡沖地震で大きな被害に見舞われた玄界島が、
新たな厄介者に悩まされている。
イノシシだ。

畑や山を荒らし回り、住宅付近にも出没する。
約500人の島民の我慢ももう限界だ。
かつて島にはいなかった。
「あそこから泳いできたとよ」。
島民は海を隔てた対岸をさしながら、そう口をそろえる。
指さす向こうにあるものは−。

「なんでんかんでん食べてしまう。網をしとっても、土の中を潜ってくるけんね」
玄界小・中学校近くの畑で、寺田早苗さん(77)はあきれたような表情を浮かべた。
自家用のサトイモやタマネギ、キャベツを育てる畑は130平方メートルほど。
高さ2・5メートルの柵を網で4重に囲っている。
それでも破られる。
サツマイモは食べ頃になる1カ月前の9月に収穫して裏をかいた。
昔から島では男性が海に漁に出て、女性が畑を耕してきた。
被害は深刻で野菜作りをやめ、島外に仕事に出た女性もいるという。
島でイノシシが初確認されたのは08年だった。
「それまでは見たこともなかった」と、地元自治会長の上田永(ながし)さんは言う。
西福岡猟友会(八尋良久会長)有害鳥獣駆除猪(いのしし)班長の熊丸史生さんは、
「うじ」と呼ぶイノシシの通り道の使われる頻度からみて「数十頭はいる」とみる。
猟友会は08年と10年、わなを仕掛けたが、1頭しか捕獲できなかった。

イノシシが海を渡ってきたのは間違いなさそうだ。
泳ぐ姿を多くの漁師が目撃している。
福岡市西区西浦の漁師、木藤豊さん(68)は地震後、
玄界島から北西約8・3キロ付近で東へ“犬かき”で泳ぐ1頭に遭遇した。
「潮の流れに乗って、泳いでいる様子は強烈だった」と話す。
では、どこから飛び込んだのか。島民は、島から約9・6キロ離れ、
05年10月に開校した九州大伊都キャンパス建設の影響を疑っている。
確かに潮に乗れば島に近づける。熊丸さんは
「大開発で居場所を失ったイノシシが散らばったのではないか」と語る。
それを裏付けるかのように、北部九州では以前から被害のあった志賀島や能古島に加え、
伊都キャンパスの開校以降、姫島や壱岐でも被害が確認されている。
ただ、専門家によるとイノシシがえさを求めて自ら飛び込むことはない。
猟犬に追われて逃げ場を失ったり、海に転落したりして潮に流されてしまうのだという。
玄界島の漁師、宮川幸大さん(41)は海でイノシシの死骸を見た。
「何だかかわいそうな気もする」
イノシシに詳しい長崎県農山村対策室の平田滋樹さんは
「どこから島に渡ったか判然としないが、開発から逃れるため、
どんどん海に飛び込んだとは考えにくい」と指摘する。
真偽は定かでないが、上田さんは確信を持って言う。
「九大で勉強してきとるけん、わなにもかからん」

福岡の離島でイノシシ被害



「津乃峰山の主かも」 阿南の猿瀧さんら、大イノシシ仕留める (2015年5月5日 徳島新聞)

阿南市見能林町三谷の津乃峰山で2日、体長160センチ、
体重122キロの雄の大イノシシが仕留められた。
体に脂肪を蓄える冬季以外で、このサイズは珍しい。
仕留めた富岡南猟友会の猿瀧勝さん(70)=同市福井町西の前、会社員=は
「狩猟を始めて50年になるが、ここまで大きいイノシシは初めて。
きっと津乃峰山の主だろう」と話している。

猟友会の谷光夫会長(65)=同市中林町大切、民宿経営=に数日前、地元住民から
「津乃峰山に大きなイノシシがおり、怖い」と不安を訴える声が寄せられたため、
午前8時から猟友会員6人で入山。正午ごろ、連れてきた狩猟犬が大イノシシを見つけ、
会員の待ち構える猟場に追い込んだところを、猿瀧さんがライフル弾1発で仕留めた。

猟友会はイノシシやシカの個体数調整のため、
猟期(11月15日〜3月15日)以外でも県の許可を得て、猟を行っている。
谷会長は「この辺りでは数年来、狩りに出た猟犬が何匹もけがをさせられてきた。
これで安全な山になるのではないか」と話した。

阿南市見能林町三谷の津乃峰山で捕獲された大イノシシ



<4月>

イノシシ:住民ら襲われ5人重軽傷 まんのう /香川 (2015年4月30日 毎日新聞)

29日午後1時10分ごろ、まんのう町真野の民家で、
住人の無職女性(71)がイノシシに突かれ、両足のすねなどをけがした。
イノシシは同町内に住む52〜80歳の男女4人にも次々と襲いかかり、
計5人に重軽傷を負わせた。
琴平署員らが捜索したが、イノシシは逃亡しているという。

同署によると、イノシシは体長約1メートル。
自宅で襲われた無職女性は、自宅で犬がほえるのを聞いて玄関前に出たところ、イノシシに遭遇。
農機具を使って追い払おうとしたが、突かれて左右のすねなどをけがした。

イノシシは同日午後1時40分ごろまでに、同町内の男女4人にもかむなどしてけがをさせた。
うち、近くに住む女性(80)は頭部を強打し、重傷。
意識はあるという。
同署や地元の猟友会は付近を捜したが、見つからなかったという。



3歳女児イノシシに襲われ軽傷 兵庫・西宮 (2015年4月25日 産経新聞)

25日午後4時10分ごろ、兵庫県西宮市松下町の夙川公園で、
母親(37)と散歩をしていた女児(3)が、
突然現れたイノシシに背後から体当たりされ転倒、ひざなどに軽傷を負った。
兵庫県警西宮署によると、親子は公園を南に向かって歩いていた際に襲われた。
直後に、約200メートル南西の同市川西町の国道43号で、
体長約90センチのイノシシが死んでいるのが見つかった。
車にはねられたとみられる。
同署はこのイノシシが女児を襲った可能性があるとみて調べている。



「イノシシ」一頭、自宅軒先で丸ごとさばく姿も 逮捕の40歳男 (2015年4月25日 産経ニュース)

首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、
警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された福井県小浜市青井の無職、
山本泰雄容疑者(40)の自宅は山間の集落にある。
山本容疑者は近所付き合いは少なかったものの、トラブルを起こすこともなかったといい、
静かな集落に住む近隣住民は「なぜこんな大それたことを」と驚きを隠しきれなかった。

近隣住民によると、山本容疑者は約20年前に両親らと家族4〜5人で引っ越してきた。
山本容疑者は頻繁に外出していたが、近所との付き合いはほとんどなく、
住民が路上で会釈をしても反応がないこともあったという。
近所の男性は「性格が少し暗い印象はあったが、事件を起こすような人とは思っていなかった」と話す。

近所でトラブルを起こすことはなかったものの、
今年の冬に自宅軒先でイノシシを丸ごと1頭さばいていたことがあったといい、
様子を目撃した近所の男性(57)は「この辺では猟をすることは珍しくないが、
家の前で動物をさばく光景は異様だった」と振り返った。

山本容疑者の自宅は数十軒ほどの民家が集まる小さな集落で、
住民らは「犯罪とは縁がない本当に静かな場所」と口をそろえる。
近くの女性は「事件発生のニュースを見ていても、
まさか地元の人が関係しているとは思わなかった。
この事件が起きるまでドローンという存在すら知らなかった」と言葉少なだった。



シカの次はイノシシ、小山で初捕獲 栃木と市境の思川河岸 (2015年4月23日 下野新聞)

小山市と栃木市の境界付近の思川左岸で23日、イノシシが捕獲された。
小山市によると、同市でイノシシを捕獲したのは初めて。

現場付近では今月5日、シカが目撃されている。
イノシシによる農業被害で生息が確認されているのは鹿沼市、
佐野市など県西部や那珂川町などの八溝地区で、
動物の生態に詳しい県立博物館自然課の林光武課長は
「シカやイノシシの生息範囲が広がっている」と分析している。

小山市農政課によると、ことし2月下旬、同市飯塚、自営業川又征夫さん(72)が、
自宅近くの思川左岸でイノシシを目撃し、同市に連絡した。
現場周辺を確認すると、地中のヤマイモを掘って食べた形跡があり、
同市は有害鳥獣駆除のため、地元猟友会の協力を得て4月5日にわなを設置した。
思川左岸の飯塚自治会長を務める川又さんが23日午前6時半ごろ、わなの中を確認すると、
興奮状態のイノシシが暴れていたという。
地元猟友会によると、捕獲されたイノシシは体長約1メートル、
体重約30キロで2歳ぐらいの雄とみられる。
わなの中に置いたヤマイモやジャガイモなどが食い荒らされていた。



ハイテク技術でイノシシ対策 コスト抑えて農家に好評 鳥取大の学生ら (2015年4月22日 産経ニュース)

鳥取大の学生らがイノシシによる農作物被害の対策に取り組んでいる。
おりや捕獲のための「くくりわな」に設置コストを抑え、
情報通信技術(ICT)を駆使した監視端末を3月から設置。
捕獲を検知するとメールが届くため、見回りなどの負担も軽減されると農家からも好評だ。

農林水産省によると、全国で増え続ける鳥獣被害の中でイノシシによる
農作物被害は平成25年度に約55億円。
鳥取市だけでも年間1千万円を超える。
同市鹿野町では100個ほどのおりを設置しているが、被害は減らない。

農家の相談を受けた鹿野町総合支所は一昨年、
鳥取大工学部ものづくり教育実践センター(鳥取市)に対策を依頼していた。
工学部4年の牧村悠司さん(21)らは、先輩が残した試作機に手を加え、
通常のイノシシ捕獲用のわなに磁気センサーと無線通信機器からなる監視端末を設置。
わなにかかると携帯電話にメールが自動送信される。
県内の民間企業と連携し、商品開発を進めている。



里山のタケノコ、イノシシ被害深刻 放置竹林が温床に (2015年4月19日 日本経済新聞)

タケノコの収穫期を迎えた里山で、イノシシによる食害が深刻化している。
生産者は電流を流した柵などで対抗するが、被害は絶えない。
手入れされずに放置された竹林がイノシシのすみかとなって周辺に被害を広げており、
専門家は「間伐などの管理が重要だ」と指摘する。
被害軽減のために竹林整備に力を入れる自治体も出てきた。
千葉県大多喜町の竹林。
「あっちもイノシシにやられた」。
4月中旬、町役場の担当者がため息をついた。



特急が落石で停止…原因はイノシシが掘った穴 鳥取のJR因美線 (2015年4月11日 産経ニュース)

鳥取市河原町のJR因美線国英−河原間で9日夜、
鳥取発岡山行きの特急列車が落石のため緊急停止するトラブルがあり、
JR西日本米子支社は10日、イノシシが線路脇の斜面に穴を掘ったことが落石の原因と発表した。
乗客約50人にけがはなかった。
JR因美線は10日朝までに列車9本に運休や遅れが出て、約700人に影響した。

同支社によると、9日午後8時50分ごろ、
線路内に落石があるのを運転士が発見し、急ブレーキをかけた。
直径20センチ以下の石が三つあった。
線路から高さ15メートルの斜面に、幅1・5メートル、高さ1メートル、
奥行き80センチほどの穴があり、同支社は「他の路線で同じような穴を確認しており、
似ていたことからイノシシの穴と判断した」としている。

イノシシの穴掘りのせいで落石が起きた



豊田市:イノシシ食べて駆除へ 処理施設建設に補助 /愛知 (2015年4月10日 毎日新聞)

肉を食べてイノシシの駆除を進め、地域の資源としても活用しようと、
豊田市は、イノシシを処理する施設の建設に補助金を出し、獣害防止に取り組む。
山間部では、イノシシに農地を荒らされ、耕作を放置する農家が増えており、
野生鳥獣の肉・ジビエとして脚光を浴びつつある獣肉を食べることで、
駆除への意欲を高めるのが狙いだ。

処理施設は、同市足助町の住民14人が2013年11月に設立した
「山恵」(小沢庄一社長)が計画した。
イノシシは昔から貴重で「山の恵み」とも言われていることから社名にした。
建設予定地は新盛町公民館隣接地で、今年7月に着工し、
処理室や売店など約80平方メートルの施設を建設、来年1月の稼働を目指している。
年間約300頭の処理を予定し、ソーセージ、肉まんの具としての活用を想定している。
建設費約4400万円のうち市などが80%を補助する。

市農政課によると、イノシシは餌のミミズを求めて、
田のあぜを掘り起こすなどして野菜なども食べる。
2013年、鳥獣被害により耕作が放棄された農地面積は市全体で53・04ヘクタールで、
前年に比べ6・92ヘクタール増加した。
原因の鳥獣はイノシシが最も多く約80%だ。
また、放棄地のうち、鳥獣の被害がなくなれば、
耕作を再開したいという農地は47・96ヘクタールに上っている。

一方、市内では13年度、2557頭のイノシシが捕獲された。
獣肉の処理施設は現在、市内にはなく、岡崎市と新城市にある。
イノシシは一部は食肉として活用されているが、
大半は山林に穴を掘って埋めるほか、焼却施設で処理している。



わがまち・マイタウン:黄褐色のイノシシを相次ぎ捕獲 築上 /福岡 (2015年4月7日 毎日新聞)

築上町在住で有害鳥獣駆除にあたっている松下良一さん(64)が、
3月に馬のくり毛のような黄褐色のイノシシ2頭を相次いで捕獲した。
行橋市出身の松下さんは、会社員だった40代の時に狩猟を始めた。
退職後、町内岩丸に転居し、近くの山中に箱わなを仕掛け、イノシシやシカを捕獲している。

イノシシは通常黒っぽいが、3月2日朝に黄褐色のものが仕掛けにかかり、肉を知人に分けた。
28日朝捕獲したのも同様で、金色に見えるため「岩丸ゴールド」と命名した。

松下さんは「20年狩猟をしているが初めて見た。突然変異か、色素異常か。
めでたい色で悪い知らせではなさそうだ」と話している。



イノシシに負けないぞ! 看板で決意表明 (2015年4月6日 河北新報)

作物を食い荒らすイノシシに負けないぞ−。
宮城県柴田町の入間田地区にそんな決意を込めた看板がお目見えした。
農家の高橋義征さん(70)の手作り。
畑に網を張ったり囲いを設けたりしても繰り返し現れるイノシシ。
何でも食い荒らし、田んぼにも飛び込む始末。
捕獲しても追い付かず、近年は出没の頻度も頭数も多くなった。
高橋さん方も電気柵で防戦するが、被害は減らない。
春になり農作業が本格化する。「これからも里山で決死の攻防を続ける」と固く誓う。

里山の攻防



鉄道事故:イノシシとシカ、特急と連続衝突 延岡、JR日豊線 /宮崎 (2015年4月3日 毎日新聞)

2日午後10時15分ごろ、延岡市のJR日豊線日向長井〜北延岡駅間で、
大分発南宮崎行き特急にちりん25号(5両編成)が、
線路内に入ったイノシシ、シカと相次いで衝突した。
乗客約60人にケガはなく、列車は南宮崎駅到着が34分遅れた。

JR九州運行管理部によると、列車は先にイノシシと衝突。
運転士がイノシシの死骸を線路外に出し、運転を始めた直後、シカに衝突したという。
再び死骸を線路外に出し、安全確認後に運転を再開した。



イノシシ対策に光明 鳥大生が監視端末開発 (2015年4月3日 日本海新聞)

イノシシによる農作物被害が収まらない鳥取市鹿野町で、
鳥取大の学生たちがICT(情報通信技術)を活用した対策システム開発に取り組んでいる。
おりやくくりわなに監視端末を設置して、わなの作動を検知すると狩猟者にメールで連絡するシステム。
3月に設置作業を終えており、毎日の見回りの労力が軽減されるほか、
イノシシをいち早くしとめられるなど関係者の期待は大きい。
イノシシによる被害額は同市だけで年間1千万円を超える。
鹿野地域では、約100台のおりを設置しているものの、被害は減らない。
インターネット回線や無線を使った捕獲検知システムはすでにあるが、
高額だったり無線の免許がいるなど一般の農家では手が出しにくのが現状だ。

同市鹿野町総合支所が、鳥獣害対策に自主的に活動している農業者の負担の軽減を図りたいと、
鳥取大工学部ものづくり教育実践センターに依頼。
同センターでは電源が確保できない場所でも活用できるよう、
太陽光発電を活用したシステムの開発に2013年度から取り組んできた。

14年度は、知能情報工学科4年の牧村悠司さん(21)、
物質工学科4年の井上大生さん(21)の2人が、
前年に制作した試作機を基に農業者へのヒアリングを重ねておりだけでなく、
くくりわなにも設置できるように工夫。
初期費用と維持費を抑えるため、1台のインターネット接続装置があれば、
近距離無線で複数の監視端末と接続するシステムを考案した。



富山市 イノシシ被害防止へ実施隊 (2015年4月1日 チューリップテレビ)

県内で深刻化しているイノシシなどによる農作物の被害を防止へ新たな取り組みです。
富山市は今年度から有害鳥獣の捕獲にあたる鳥獣被害対策実施隊を発足させました。
1日行われた発足式には、鳥獣被害対策実施隊の市内6つの支部の代表者が出席し、
上田修正(うえだ・しゅうせい)農林水産部長から任命書が交付されました。

実施隊は、市内在住の猟友会員101人で構成され、
非常勤公務員として富山市からの要請を受け、有害鳥獣の捕獲に当たります。

富山市内では近年イノシシなどによる農作物の被害が深刻化し、
去年1年間の被害総額は4882万円と、前の年から1千万円以上増加しています。
こうした事態を踏まえ、今年度からは捕獲報奨金制度も新設され、
急増するイノシシと増加傾向にあるニホンジカを捕獲した場合は1頭あたり6千円の報奨金が出ます。
富山市森林政策課では「実施隊の設置によって拡大する鳥獣被害に歯止めをかけたい」としています。



<3月>

イノシシの被害防止へ 専門家招き住民講習会 鹿沼 (2015年3月26日 下野新聞)

市と市野生鳥獣対策協議会は21日、粟野コミュニティセンターなどで野生鳥獣対策講習会を開いた。
参加した地域住民約40人は、専門家からイノシシの生態について学んだ後、
獣害防護柵の設置予定場所の下見を行い、効果的な柵の設置方法を検討した。

市内では本年度、イノシシによる農作物などへの被害が例年より多く確認されている。
市によると、猟友会による捕獲数は例年400〜500頭だが、
本年度はすでに約980頭に上っている。
1頭の捕獲につき、捕獲報賞金1万1千円(国5千円、市6千円)が捕獲者に支払われるが、
市の予算は10月に底を突いたという。
市などはこれまでに、防護柵を板荷、清洲、入粟野地区などで設置している。



処分阻む放射性物質 増えすぎイノシシ 自治体悩ます (2015年3月22日 東京新聞)

福島第一原発事故の避難指示区域周辺の自治体が、
有害鳥獣として駆除したイノシシの処分に苦慮している。
肉から基準値を超す放射性物質が検出されるようになり、食用にできなくなった。
保管場所は不足し、埋設・焼却処分もスムーズに進まない。
原発事故後、イノシシは増えているとの推計もあり、対策は厳しさを増している。



140キロ大イノシシ駆除 佐那河内で猟友会員 (2015年3月21日 徳島新聞)

佐那河内村職員の上野浩嗣さん(42)=県猟友会佐那河内地区会員=が、
同村下の山中で体長1・4メートル、体重140キロの雄の大イノシシを仕留めた。
山周辺ではイノシシによるタケノコの食害や、墓石が倒されるといった被害が村役場に寄せられており、
上野さんは猟期最終日(15日)を前に、休暇を取って入山。
すぐに猟犬が大イノシシを発見し猟銃1発で倒した。

大イノシシは5歳以上とみられ、同行した猟友5人掛かりで運んだ。
上野さんにとっても猟歴7年余りで、最大の獲物となった。
この後、現場近くの山で88キロの雌の大物も仕留めた。

上野さんは「背中の毛を逆立てて迫ってきた時は恐ろしかった。
村内の被害が少しでも減れば」と話している。

イノシシ



民家にイノシシ 門扉破り逃走 高根沢 (2015年3月17日 下野新聞)

18日午前8時31分ごろ、高根沢町花岡の民家から「イノシシが庭先で暴れている」と110番があった。
さくら署によると、イノシシは体長約1メートル。
警官が現場に到着したところ、アルミ製の門扉を突き破って西へ走っていったという。
けが人はなかった。



イノシシ狩り中に男性が仲間を誤射し1人がケガ (2015年3月15日 テレビ熊本)

14日夕方、葦北郡芦北町の山中でイノシシ狩りをしていた男性の銃が暴発し
一緒に狩りをしていた男性がケガをしました。
14日午後5時すぎ芦北町古石の山中でイノシシ狩りをしていた球磨郡相良村に住む男性(64)の猟銃が
暴発し一緒に狩りをしていた古田悟さん(67)の腹部に当たりました。
古田さんは病院に搬送されましたが意識はあり、命に別状はないということです。
古田さんは14日の朝から仲間2人と現場周辺でイノシシ狩りをしていて、
猟銃を撃った男性は「足を滑らせた拍子に引き金を引いてしまった」と話しているということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。



さくらの国道4号にイノシシ (2015年3月12日 下野新聞)

12日午後5時20分ごろ、さくら市氏家の国道4号付近で、
「イノシシを見た、親子2頭いる」と、近くの住民から通報があった。
さくら署によると、通報を受け、署員と同市職員で捜索したところ、
約10分後に目撃現場付近の国道4号で車にひかれたとみられるイノシシ1頭の死骸を発見した。
現場は交通量が多いが、イノシシと衝突したとの申告はなく、
子どもとみられるイノシシは見つかっていないという。



警戒区域でイノシシ、イノブタ381頭捕獲 (2015年3月11日 河北新報)

環境省は10日、東京電力福島第1原発事故後に警戒区域に指定されていた福島県内の5町村で本年度、
イノシシとイノブタ計381頭を捕獲したと発表した。
2013年度の204頭から177頭増えており、同省は新年度も捕獲を継続する。
捕獲は農地への被害防止などのため、14年5月26日〜ことし2月20日に断続的に実施。
富岡、大熊、双葉、浪江の4町に、本年度から葛尾村を加えた計5町村の帰還困難区域と居住制限区域に、
はこなわ計40基を設置。
浪江町105頭、大熊、双葉両町各93頭、富岡町69頭、葛尾村で21頭を捕らえた。
豚舎などから逃げたブタと、野生のイノシシが交配して生まれた「イノブタ」とみられるのは15頭で、
昨年度の73頭から減少した。



原爆ドーム付近も…広島市街地でイノシシ大捕物 (2015年3月10日 産経ニュース)

広島市中心部に9日朝、イノシシが出没し、警察官らが約3時間がかりの“大捕物”を展開した。
県などによると、市中心部に現れるのは珍しいという。
けが人はなかった。
午前4時50分頃、「南区皆実町でイノシシが北に向かっていった」との110番があった。
午前7時20分頃には中区上幟町の市道で住民が目撃し、
駆けつけた広島中央署員が同区基町の県庁敷地内で発見。
通勤客らに注意を呼びかけながら、原爆ドーム付近や鷹野橋の辺りを経由して
南下するイノシシを約2キロにわたって追跡。
午前8時20分頃、同区東千田町の広島大跡地に追い込んだ。
午前10時頃に市職員が吹き矢で眠らせて捕獲し、県猟友会のメンバーが殺処分した。
同署などによると、イノシシは体長1・1メートル、体重80キロのオスだった。
県自然環境課の菅原基晴課長は「山はエサの少ない時期だが、市街地に出没するのはあまり聞いたことがない。
突発的に市街に出てしまい、パニック状態になったのでは」と話した。



イノシシなど381匹捕獲 福島県の避難区域で (2015年3月10日 産経ニュース)

環境省は10日、東京電力福島第1原発事故で設けられた福島県内の避難区域で、
イノシシ捕獲事業を実施し、平成26年度はイノシシとイノブタ計381匹を捕獲したと発表した。
農地を掘り起こすなどの被害が出ており、4月以降も捕獲を続ける。
環境省によると、福島県の富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾4町1村の帰還困難区域と居住制限区域で、
道路脇などに箱わな40基を設置した。イノブタは15匹捕まり、
豚舎から逃げたブタと野生のイノシシが交配して生まれた個体も含まれているとみられる。
事業は25年度に開始。25年度は大熊、双葉、浪江、富岡4町の旧警戒区域で
イノシシとイノブタ計204匹を捕獲した。



イノシシお手柄!?板碑を発掘 栃木・足利の古刹・浄因寺 (2015年3月10日 産経ニュース)

足利市の古刹(こさつ)、行道山浄因寺(同市月谷町)の境内で、
イノシシの掘り返した跡から古い板碑が見つかった。
地元の依頼を受け、同市教委で近く調べる。

板碑は縦45センチ、横26センチ、厚さ2センチで、
上部に「二条線」と呼ぶ2本の横線があり、中央付近に梵字が書かれている。
檀家(だんか)で郷土史家の中島太郎さん(51)らが3日午前、
イノシシに荒らされた地面に掘り出された状態で見つけた。
同寺は5年前に無住になって以降、イノシシの被害が目立っていた。

同市教委文化課によると、板碑は主に中世に作られ、
市内では県指定文化財の「小俣板碑」などが比較的数多く残っているという。
同寺は和銅6(713)年、奈良時代の高僧・行基の創建で、
「関東の高野山」とも呼ばれ多くの修行僧が訪れた。
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が錦絵の題材にしたことでも有名。
明治19年の大火で本堂など主要建物とともに運慶作の仏像なども焼失した。



イノシシが平和公園走り抜ける 広島市中心部に出現 (2015年3月7日 読売新聞)

9日午前7時20分ごろ、広島市中区上幟町の路上にイノシシがいると110番があった。
広島中央署員たちが駆け付け、追跡。
イノシシは中区の県庁や平和記念公園を南に向けて走り抜けたとみられ、
広島大東千田キャンパス内で追い込まれた。
広島中央署によると、イノシシは体長約1メートル。
9時半現在、ぐったりとした状態で、同署員たちが網を掛け捕獲準備を進めている。



わなのイノシシにとどめ刺そうと…逆襲され重傷 (2015年3月7日 読売新聞)

岐阜県警中津川署の発表によると、男性がわなにかかったイノシシに、
刃物でとどめを刺そうと近づいたところ、逆に襲われたという。
男性は車で帰宅途中、気分が悪くなり、
下車して道路に横たわっていたところを通行人が見つけ、119番したという。



<2月>

民家近くにイノシシ 市原市が対策強化へ (2015年2月23日 西日本新聞)

いすみ市や南房総市でイノシシに田畑が荒らされる被害が相次ぐ中、市原市内でも被害が拡大している。
かつては山側の市南部が中心だったが、ここ4、5年は比較的民家の多い北部でも出没。
市は人がケガをする恐れもあるとして、専門家にアドバイスを依頼するなど対策を強化する。
市によると、サルやハクビシンなど野生鳥獣による2013年度の農作物被害は4300万円。
このうちイノシシは2900万円と6割以上を占めた。
13年度は猟友会などが460頭近くのイノシシを捕獲したが、市の担当者は
「生息数が増え、エサを求めて人に近い場所まで出てくるようになった」と話す。
市は15年度予算案で、わなの購入などの対策費として7500万円を計上した。

民間会社の専門家にアドバイスを求め、これまでの一律的な対応を改善。
山あいや農村など各地域の生息状況に合わせた対策を考えることも計画している。



嬉野市で男性がイノシシに襲われ手をかまれる (2015年2月23日 西日本新聞)

佐賀県警鹿島署によると、22日午前10時ごろ、佐賀県嬉野市塩田町にある元採石場で、
同市内に住む70歳代の男性がイノシシに襲われ、手をかまれた。
現場は、嬉野市立塩田小学校の南方約2キロ。
同署は、「イノシシを見かけても近づかない」「決してえさを与えない」
「出くわしたら、黙って後ずさりをして立ち去るように」と呼びかけている。



5人襲ったイノシシ捕獲 ほうき、ブラシで住民格闘 (2015年2月22日 47NEWS)

22日午後4時45分ごろ、大津市日吉台3丁目の住宅街にある公園や路上で、
付近に住む18〜71歳の男性5人が次々にイノシシに襲われ、足などに軽い擦り傷を負った。
このうち岸本善春さん(62)ら2人がほうきやデッキブラシで応戦、
駆け付けた住民が持ち寄ったロープで捕獲に成功した。

大津署によると、体長約1・2メートル、体重約60キロの雄。
同署や岸本さんによると、イノシシが最初に襲ったのは、犬の散歩中だった男性(65)。
高校3年の男子生徒が助けようとしてけがをし、路上にいた岸本さんらにもぶつかってきた。
岸本さんはかまれて両脚にけがをした。



塩田町の山中でイノシシにかまれ男性けが (2015年2月22日 佐賀新聞)

22日午前10時ごろ、嬉野市塩田町馬場下丙の山中でイノシシ1頭が出没し、
所有する元採石場を訪れていた市内の70代男性に突進して当たった。
男性はイノシシともみ合いになって右親指をかまれ、10針縫うけがを負った。

鹿島署によると、イノシシは体長70〜80センチ。
男性が元採石場内に車を止めて外に出たところ、正面から体当たりされ転倒した。
イノシシともみ合いになった際に、右手などかまれたという。
現場周囲に民家はないが、約2キロ北に塩田小がある。
嬉野市は地元猟友会に警戒活動を要請すると共に、付近住民にも注意を呼び掛けている。



大津でイノシシに襲われ無職男性ら5人がけが (2015年2月22日 産経WEST)

22日午後4時45分ごろ、大津市日吉台の公園付近で散歩していた無職の男性ら5人がイノシシに襲われ、
足などに軽傷を負った。
近くの住民らがロープなどを使って捕獲、地元の猟友会が殺処分した。
滋賀県警大津署によると、イノシシは体長1・2メートル、体重約60キロの雄。
同県によると、イノシシが出没した付近にごみの収集場所があり、
担当者は「エサを目当てにやってきたのではないか」と話している。



イノシシ前線 南下防げ 南房総 鳥獣被害対策実施隊 (2015年2月22日 東京新聞)

田畑を荒らす野生鳥獣。中でもイノシシによる被害は大きい。
農村部の多い房総の自治体では、住民らで組織する「鳥獣被害対策実施隊」を設立する動きが出ている。
ことし南房総市に、市レベルでは県内で初めてできた同隊を取材した。
二月、平日の早朝。
南房総市三芳(みよし)地区の農家、三平(みひら)隆之さん(71)宅に、
オレンジ色の隊員ジャンパーを着込んだ男性三人が集まった。
三平さんと、いずれも同地区の農家、斉藤正通さん(62)、渡辺正介さん(63)。
任務は各農家が設置した防護柵や捕獲わなの見回りや点検。
この日は地区内の農地三カ所を回った。
「ここ、壊されている」。
畑のそば、山側斜面に設置された防護柵を点検していた斉藤さんが指さす。
柵の一部が地面からめくり上げられている。
「山側から下りてきたイノシシが、鼻先で何度もぶつかって壊した跡だ」と言う。
川に近い別の畑では、半径数メートルにわたり掘り起こされたように荒らされた一角があった。
三平さんは「川を泳いできた後、ここまで上がって草の根などを食べたのではないか」と見る。
山を下り、川を泳ぎ、縦横無尽に動いているようだ。
一月に発足した南房総市の鳥獣被害対策実施隊は、合併した旧七町村の地区ごとに二〜三人、
計十九人の陣容で、それぞれ月二回ほど活動する。
農業従事者が多く、各戸の防護柵や捕獲わなの見回りや点検をする。
市に先行して昨年、同隊を設立した睦沢、鋸南両町では銃による捕獲もする。
南房総市の隊員も半数以上は猟銃免許を所持しており、市は「将来は銃による捕獲もしていきたい」としている。
七町村が合併した南房総市は市域が広く、イノシシの出没状況も地区で差がある。
二〇一四年度の捕獲数(本年一月末現在、市調べ)では、
後背地に山間部を持つ富山地区(七百四十九頭)、三芳地区(五百二十六頭)に対し、
房総南端の千倉地区は二十三頭、白浜地区は六頭と少ない。
三平さんは「多産系ですぐ繁殖し、何でも食べる。
南房総は気候温暖で食べ物には事欠かない。
何とか三芳地区周辺で抑えなければ」と表情を引き締めた。
市の中心域に位置する三芳地区を「イノシシ被害前線」とすれば、この前線がずるずると南の千倉、
白浜方面へ後退していくと、市全域がのみ込まれかねないことを危惧するからだ。
◆南房総市のイノシシ被害額は県内二番目 県の調査(二〇一三年度)によると、
獣類の被害額は県内総計で約二億五千四百四十万円。
うち、イノシシが約一億六千七百万円と突出している。
イノシシの被害額では、南房総市は約二千九百六十万円で、いすみ市(約三千二十万円)に次ぎ県内で二番目に多い。
南房総市の調べでは、一四年度、市内のイノシシの捕獲数は、本年一月末時点で二千五百五十七頭。
すでに前年度(二千二十一頭)を超えている。



イノシシと衝突と電車が衝突、JR筑肥線に遅れ (2015年2月20日 西日本新聞)

JR九州によると、福岡県糸島市の筑肥線加布里−貴山間で、
福岡空港発唐津行き快速電車(6両編成)がイノシシと衝突した。
列車は安全確認のため一時停止。
この影響で、同線は上下で17〜28分程度の遅れが生じている。



イノシシ緊急捕獲へ 農業被害増に歯止め 福島県 (2015年2月17日 日本農業新聞)

東京電力福島第1原子力発電所事故以降、急増するイノシシに対し、
福島県は2015年度から直接捕獲事業に乗り出す。既存のハンターにとどまらず、
多様な狩猟の担い手を確保する。県内の捕獲頭数は1万頭以上と震災前の3倍に上っており、
生息域の拡大に伴って農業被害も深刻なことから、県は対策の柱として取り組む。
15年度予算案に「鳥獣被害対策強化事業」として関連事業を含め1億1600万円を計上した。
県によると、県内のイノシシ捕獲頭数は、08年度の2829頭から、13年度には1万1087頭に急増。
農業被害額も5817万円から7501万円に増えている。
県は「原発事故に伴う住民避難や作付けの断念などの環境変化で、
イノシシの生息域が急速に拡大している」と分析する。
14年5月の鳥獣保護法の改正で、農業被害の拡大などから頭数を管理する必要がある鳥獣について
国や県が直接捕獲を行えるようになった。
同法の改正を受け、県は特に被害が深刻なイノシシについて緊急対策が必要と判断。
直接捕獲を事業に盛り込むことを決めた。
イノシシの捕獲事業を行う民間企業や団体を県が認定した上で、捕獲を直接委託する。
委託を受けた業者は県内で通年捕獲が可能になる。
捕獲目標などの詳細は、市町村の担当者らとともに今後詰める。
県は現在策定中の15年度からの新たなイノシシ管理計画案でも、直接捕獲を個体数管理の対策として位置付ける。



【深刻イノシシ被害】管理計画着実な実行を (2015年2月17日 福島民報)

イノシシによる農作物被害が深刻さを増している。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、
県内ではイノシシの個体数が増え、生息域を広げているからだ。
県は5年間で4万頭以上減らす管理計画案をまとめた。
農家の営農意欲を低下させず、さらに避難区域への帰還意欲をそがないためにも、県には着実な実行を望む。
県内では原発事故に伴う避難区域の設定により無人となった土地で
イノシシが活動範囲を広げた上、食肉にできなくなったため狩猟する人が減り、個体数が急増している。
避難区域からはイノシシがあふれ出し、生息域を阿武隈川西側にまで広げている。
このため農作物被害も増えている。
平成20年度に5817万円だったのが、25年度は7501万円と約1・3倍になった。
県によると、推計4万7千〜4万9千頭が生息している。
管理計画案では毎年1万7千〜1万8千頭を捕獲し、
5年間で農産物への被害や生態系に影響のない個体数とされる5200頭に減らす。
捕獲数は原発事故前の平成22年度が3736頭、23年度が3021頭、
24年度が5824頭、25年度が1万1087頭と増えているが、生息数の増加に追い付かない。
計画を実現するには捕獲する人材の確保が何より重要だ。
県内の狩猟登録者は21年度に5064人だったが、先月末時点で3610人まで減っている。
県は射撃教育の受講料補助の引き上げなどで養成を図る考えだが、効果は不透明だ。
新年度から「わな免許」の受験料の助成を始める。
わなは箱の中に閉じ込める「箱わな」、通り道に設置する「くくりわな」などがある。
わなを貸し出す自治体もあり、猟銃よりも取り掛かりやすい。
免許取得者が増えることを期待したい。
担い手養成には、捕獲したイノシシを処分するための助成充実も求められる。
食用として利用できないから、埋設や焼却処分している。
現在、県は1頭につき8000円の助成をしている。
上乗せする市町村もあるが、狩猟関係者によると焼却する場合、燃料代程度にしかならないという。
避難区域以外の農作物被害の防止には、捕獲に加え、耕作放棄地の管理も重要だ。
イノシシは耕作放棄地を餌場として繁殖し、地域の農作物を荒らす。
農業者の耕作意欲は下がり、さらに耕作放棄地が増える。集落による放棄地の管理が大切だ。
県にはこうした視点での取り組みも進めてほしい。



民家敷地内にイノシシ2頭 (2015年2月15日 新潟日報モア)

13日午後8時半ごろ、柏崎市宮之窪の住宅敷地内でイノシシ2頭が歩いているのを近所の女性が目撃、
住宅の住民が市を通じて柏崎署に通報した。同署によると、イノシシはいずれも体長約1メートル。



上教大近くでイノシシ目撃 (2015年2月15日 新潟日報モア)

15日午後4時半すぎ、上越市大学前の用水路でイノシシ1頭を目撃したと、近くの住民が上越署に通報した。
同署によると、イノシシは体長約50センチ。
現場周辺には上越教育大学や住宅地があり、イノシシは大学方向に逃げた。



お騒がせイノシシ、滑走路に侵入し一時閉鎖 (2015年2月15日 産経ニュース)

スペイン・マドリードの国際空港で、野生のイノシシがフェンスを擦り抜けて敷地内に侵入し、
滑走路が一時閉鎖に追い込まれる事態が起きた。
米メディアなどが報じた。

イノシシは滑走路へ“猪突猛進”するかに見えたが方向転換。
侵入口から敷地外へ走り去る様子を担当者が監視カメラで確認した。
この騒動で航空機2機の到着に最大20分の遅れが出たという。



イノシシ:13年度北陸4県、被害2億円 前年度比4割増 猟師高齢化で /石川 (2015年2月15日 日本経済新聞)

石川、富山、福井、新潟4県でイノシシによる2013年度の農作物被害額は、
前年度比4割増の2億2000万円だったことが北陸農政局のまとめで分かった。
イノシシを含む全ての野生動物による被害はほぼ横ばいの総額5億3223万円だった。
農政局は「暖冬傾向や猟師の高齢化などさまざまな要因が絡み、
イノシシが生息域を広げている」と分析している。

県別の被害総額は、新潟2億5249万円▽福井1億2790万円▽富山8711万円▽石川6473万円。
近年は、08年度の8億7000万円をピークに、おおむね減少傾向をたどっている。
一方、13年度は前年度と比べて、被害面積は14%減の2124ヘクタール、
分量も42%減の2743トンと、いずれも減少したが、被害額は159万円減とほとんど減らなかった。

比較的単価の高いコメの被害が半分程度を占めたため、
被害を受けた面積や分量が減った割には、被害額が少なくならなかった。

イノシシなどの野生動物は農作物を食べるだけでなく、田を踏み荒らしたり、
田に体をこすりつけたりする習性があるため、食害以外のダメージも農作物に及ぼす。
石川、福井、富山では被害を受けた農作物全体の7?9割がコメだった。

イノシシの生息域は石川県内でも拡大が指摘され、
以前は生息していなかったとされる能登半島北部(奥能登)でも5年ほど前から捕獲や目撃情報が相次いでいる。

動物の種類別の被害額は、イノシシのほかは、カラス1億2000万円
▽サル4300万円▽ムクドリ2900万円▽タヌキ2000万円などと続いた。



避難区域でイノシシ猛進 富岡町の活動範囲、通常の数倍 (2015年2月13日 日本経済新聞)

東京電力福島第1原子力発電所の事故で避難区域となり、全町避難が続く福島県富岡町で、
野生のイノシシの「定住地域」が避難区域以外のイノシシに比べて
大幅に広い105〜240ヘクタールだったことが13日までに、福島県の調査で分かった。
事故から4年近く人が住んでいない避難区域で、イノシシが活動範囲を広げたとみられる。

避難区域のイノシシの活動範囲と他地域との違いが明らかになったのは初めて。
避難区域ではイノシシの目撃例が後を絶たず、住民の帰還や農業の再開への影響が懸念されている。
県は「調査を継続して詳細な行動パターンが分かれば、効果的にわなを仕掛ける参考になる」としている。

環境省の特定鳥獣保護管理マニュアルによると、イノシシは「定住期」と「移動期」を繰り返す。
定住期は数日〜数カ月間、10〜100ヘクタール程度の定住地域内で活動。
移動期は2〜5日間で、複数の定住地域の間を移動する。

福島県は2013年と14年のそれぞれ秋から冬にかけて、
富岡町で捕獲した計3頭のイノシシの首に全地球測位システム(GPS)の装置を取り付け、
活動パターンを調査した。

26〜81日間、15分おきにイノシシの居場所を確認したところ、最も活動範囲が広かったのはメスの1頭で、
富岡町から隣接する大熊町まで240ヘクタールの定住地域を中心に、南北に広く動いていることが分かった。
県が13年度に避難区域ではない福島市や二本松市で実施した同様の調査では、
別の3頭の定住地域は30〜51ヘクタールだった。

県自然保護課は「調査した個体数が少なく単純比較はできない」としながらも
「避難区域で比較的、広範囲に定住しているのは、
人が住んでいないため『圧力』がないことが一つの要因」としている。



初の獲物は大物90` 手作りわなで 狩猟勉強中の山南・日原さん (2015年2月12日 丹波新聞)

県が今年度から始めた狩猟知識や技術を習得する講座を受講中の農業、
日原広宣さんがこのほど、 講座で勉強した手作りのわなで初めてイノシシを捕獲した。
初めての獲物は体重90`近くある大物。
日原さんは、「初の獲物はうれしい。仕掛ける場所を決めるのが難しく知識と経験が必要」と話している。
県の有害鳥獣捕獲入門講座「狩猟マイスター育成スクール」は昨年10月にスタートし、
今年12月まで月2回、わな猟や銃猟、野生動物の解体や調理について座学や実習を重ねる。
県内から28人、丹波市からは日原さんと、もう1人が受講している。
日原さんが仕掛けたのは、同講座で学んだ「くくりわな」。
丸く円にしたワイヤーの中に獲物が足を突っ込むと、バネが弾いてワイヤーで足をくくったように締まる仕組み。
材料の多くはホームセンターで2000円まででそろい、作り方も簡単という。
日原さんは、 同町梶、 井原など計4カ所に仕掛けた。
受講したのと同じ時期に市猟友会に入会。
実習のつもりで年明けから仕掛けたが成果が出ず、猟友会のベテラン猟師や、
講座の講師に何度もアドバイスを求めた。
日原さんは、「私自身、農業をしていて必要にせまられた。農業と狩猟はセットで考えるべき。
猟友会も高齢化している。
我流では間違った知識がトラブルにつながる。
正しい知識と技術を持った人が増えていけば」 と話している。

イノシシ罠



<仙山線>列車がイノシシと衝突、6本運休 (2015年2月11日 河北新報)

10日午後0時15分ごろ、山形市山寺のJR仙山線面白山高原−山寺間で、
仙台発山形行き快速列車がイノシシと衝突し、運転を一時見合わせた。
運転士と車掌が車両や線路の安全を確認し、37分後に再開した。
JR東日本仙台支社によると、6本が運休し、2本が最大1時間6分遅れ、約1900人に影響した。



イノシシの活動範囲 避難区域で拡大 (2015年2月9日 福島放送)

東京電力福島第一原発事故で避難区域となり全町避難が続く富岡町で、
野生のイノシシの「定住地域」が、避難区域以外のイノシシに比べて
大幅に広い105〜240ヘクタールだったことが県の調査で7日、分かった。
事故から4年近く人が住んでいない避難区域で、イノシシが活動範囲を広げたとみられる。
避難区域のイノシシの活動範囲と他地域との違いが明らかになったのは初めて。
環境省の特定鳥獣保護管理マニュアルによると、イノシシは「定住期」と「移動期」を繰り返す。
定住期は数日?数カ月間、10〜100ヘクタール程度の定住地域内で活動。
移動期は2?5日間で、複数の定住地域の間を移動する。
県は2013年と14年のそれぞれ秋から冬にかけて、
富岡町で捕獲した計3頭のイノシシの首に衛星利用測位システム(GPS)の装置を取り付け、
活動パターンを調査。

26日間〜81日間、15分置きにイノシシの居場所を確認したところ、
最も活動範囲が広かったのはメスの1頭で、富岡町から隣接する大熊町まで
240ヘクタールの定住地域を中心に、南北に広く動いていることが分かった。
県が13年度に避難区域ではない福島市や二本松市で実施した同様の調査では、
別の3頭の定住地域は30?51ヘクタールだった。
県自然保護課は「調査した個体数が少なく単純比較はできない」としながらも
「避難区域で比較的、広範囲に定住しているのは、
人が住んでいないため『圧力』がないことが一つの要因」としている。
避難区域ではイノシシの目撃例が後を絶たず、住民の帰還や農業の再開への影響が懸念されている。
県は「今後、調査を継続して詳細な行動パターンが分かれば、
効果的にわなを仕掛ける参考になる」としている。



県内イノシシ捕獲数拡大 (2015年2月7日 福島放送)

県は6日、県内に生息するイノシシの総数を5年間で4万頭以上減らす管理計画案をまとめた。
県内では地球温暖化や東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の設定などにより個体数が増え、
生息区域が拡大しているとされる。
特に避難区域では住宅が荒らされたり、車と衝突したりする被害が目立ち、県は対策を進める。
管理計画の期間は、改正鳥獣保護管理法が施行される5月29日から平成31年度まで。
県内に推計で4万7000?4万9000頭いるイノシシを、毎年1万7000〜1万8000頭捕獲する。
5年間で農産物への被害や生態系に影響のない個体数とされる5200頭まで減らす。

ただ、捕獲する人材の確保が課題となる。
県内の狩猟登録者は21年度に5064人だったが、高齢化や原発事故の影響で先月末時点で3610人まで減っている。
このため県は27年度から「わな免許」の受験料に対する助成を新設する。
さらに射撃教習の受講料の補助を引き上げて担い手を確保し、計画を進める考え。
イノシシは避難区域を含む阿武隈川より東側の地域に多く生息する。
25年度に捕獲したイノシシ1万1087頭を見ると、8割以上が阿武隈川より東側だった。
一方、以前はイノシシによる農産物被害のなかった下郷町や西郷村など
阿武隈川より西側の中通りや会津地方でも被害が確認され、生息域が広がっている。
このため、被害の発生する前に捕獲する「予察捕獲」可能区域を、
これまでの阿武隈川より東側から県内全域に拡大する。
計画案は6日、福島市で開いた県自然環境保全審議会鳥獣保護部会でおおむね了承された。
県は審議会の意見を踏まえ、各計画を年度内に正式決定する。



住民襲撃のイノシシ…「うり坊」実はヌートリア!? 西宮 (2015年2月6日 産経新聞)

西宮市の人工島・西宮浜で1月中旬、住民3人が相次いでイノシシに襲われ、
けがをした問題で、市は5日、イノシシの子供「うり坊」とみられていた動物は、
ヌートリアと判明したと発表した。
動物は、住民を襲ったイノシシの子供とみられ、市は捕獲などのため、
イノシシが住みついていたとみられる同島北側の茂みなどがある「西宮浜総合公園」など
島内の3公園を閉鎖していたが、同日、解除した。

市によると、イノシシは先月30日、捕獲され、市北部の六甲山に放された。
しかし、うり坊の目撃情報があったことから、茂みがある同公園などを閉鎖し、うり坊の捕獲を急いでいた。

同月31日、茂みなどの除草作業をしていた作業員がヌートリア2匹を目撃。
作業後も、うり坊の姿を確認できなかったことから、市は5日、目撃情報は誤りだったと判断したという。
このため、3公園の閉鎖を解除するとともに、茂みなどに設置していたわなもすべて撤去した。



イノシシ追い払いは… 餌付け禁止が効果的 神戸 (2015年2月4日 神戸新聞)

1月中旬、兵庫県西宮市の人工島・西宮浜でイノシシが人を襲う被害が相次いだ。
神戸市でも昨年、市街地で被害が多発し、前例のない山への「追い払い」が実施された。
エアガン、ペイントボール弾に、原始的なパチンコや木の棒、さらにスタンガン、ハチの撃退スプレー。
あの手この手を試してたどり着いた結論は、予防策の重要性だった。

神戸市によると、2014年4〜12月、市内で確認されたイノシシによる負傷事案は57件で、
13年同期(26件)の2倍を超えている。
餌付けに慣れたイノシシが凶暴化しているとされ、被害が多発する東灘、
中央区で、センサーカメラにより24頭の出没を確認した。

同市は、昨年7月末から専門業者による追い払いを開始。
西宮市は、出没する公園を封鎖して捕獲に成功したが、
神戸の場合はわななどを仕掛けられない住宅地での作業。
鳥獣保護法の規定で「気絶、負傷をさせずに恐怖心を植え付ける」という制約もあり、
手探りで進められた。

用意した道具は6種類。
木の棒や電気ショックを与えるスタンガンは、警戒心の強いイノシシになかなか近づけず、
ほとんど役に立たなかったという。
ハチを眠らせるスプレーも試したが、全く効かなかった。

一方で、連射機能を備えたエアガンは発射音だけで威嚇でき、
サル対策で使われるゴムで小石を飛ばすパチンコも追い払いにつながった。
着色液を放つペイントボール弾は、射程15メートルの照準を備え命中率が高く、
個体識別にも役立ったという。

追い払いは、9月末まで両区で計47日間実施し、被害は減少傾向にあるが、
少なくとも5頭がその後も市街地に現れた。
神戸市は、餌の誘惑が追い払いの恐怖を上回っている
追い払い業者と餌付けをする人をイノシシが区別するようになった−などとみている。

「追い払いにも限界があり、被害の根絶には餌付け禁止を徹底するしかないことが分かった」と担当者。
同市は昨年12月、悪質な餌付けを重ねる人の氏名公表などを盛り込んだ「改正イノシシ条例」を施行し、
委託会社の警備員によるパトロールを続けている。

イノシシに餌付け禁止条例



イノシシ被害額4倍超 昨年、奥能登 (2015年2月2日 読売新聞)

県内でイノシシが農作物を食い荒らすなどの被害が止まらない。
近年になってイノシシ被害が出始めた奥能登地域では、年を追うごとに状況が悪化し、
昨年の被害額は前年の4倍以上に達した。
農家から悲鳴が上がる中、被害拡大を防ぐため、行政は対策に本腰を入れている。

県と各市町によると、奥能登で初めてイノシシ被害が出た2010年の被害額は輪島、
珠洲、穴水、能登の2市2町で計約20万円だったが、
昨年は前年比約2090万円増の計約2670万円に上った。

県全体でも同約4160万円増の約9140万円の被害が出たが、
県の担当者は「近年になって被害が出始めた県北部では、
まだ対策が行き届いていないせいか、被害が大幅に増加している」と分析する。

昨年は、8月下旬から9月上旬にかけて、輪島市の国名勝「白米の千枚田」で収穫前の田が荒らされるなど、
被害は景勝地にも及んだ。
稲にとどまらず、畑や栗園なども標的となっており、能登町で栗園を営む40歳代男性によると、
昨年9月上旬、園内の地面が無残に荒らされた。
「栗園全体が耕運機をかけられたような跡だった」と嘆く。

県内でのイノシシ被害は1998年に加賀市で初めて確認された。
イノシシは1回の出産で4〜7頭の子を産むなど繁殖力が高い反面、雪に弱いとされている。
しかし、近年は降雪量が少なくなったためか、生息域が年々北上し、10年には奥能登まで到達。
イノシシの正確な生息数は把握できていないが、県は「増えているのは間違いない」とする。

被害の拡大を受け、行政も対応に本腰を入れている。
田や畑の周囲に電気柵を設置したり、イノシシの隠れ家となりやすい耕作放棄地の草刈りなどを
行ったりしているが、「対策をしていないところが、まだ被害に遭い続けている」という。

各自治体は集落ごとに研修会を開き、住民にイノシシの習性を理解してもらうよう、対策の周知に努めている。
県の担当者は「野菜を道端に置いたままにしないなど、どうすればイノシシがやってこない環境になるか、
それぞれ考えていくことが大切」と話している。



<1月>

イノシシ:ようやく捕獲 兵庫・西宮浜で3人けが (2015年1月30日 毎日新聞)

兵庫県西宮市の人工島・西宮浜で30日午前、
イノシシがわなにかかったことが市への取材でわかった。
西宮浜では今月中旬、住民がイノシシに襲われ、足をかまれるなどしており、
このイノシシの可能性が高いという。
この日午前9時ごろ、イノシシのねぐらだった西宮浜北端の総合公園内で、
市が仕掛けたわなにかかっているのを地元猟友会のメンバーが確認。
その後おりに入れ、車に乗せて山に返した。

イノシシは一昨年秋から西宮浜で活動するようになった。
今月17、18両日の夜、住民3人の腕や足をかむなどして軽傷を負わせたため、
市が本格的に捕獲に乗り出していた。



住宅街にイノシシ 杵築市、女性かまれる (2015年1月29日 大分合同新聞)

 29日午後1時45分ごろ、杵築市南杵築の住宅街で「イノシシが走り回っている」と
近くに住む男性から110番通報があった。
イノシシは市中心部の住宅地や杵築小学校のグラウンドなどへ逃げたが、
約2時間後、約1・2キロ離れた杵築城のある城山付近で市猟友会員に射殺された。
市内の80代女性が右手小指をかまれたり、住宅の柵が壊されるなどの被害が出た。
杵築日出署や杵築速見消防組合、市によると、
イノシシは雌で体長約130センチ、重さ80キロ超(推定)。
通報を受けた市や同署、市猟友会、消防団ら約40人と県警ヘリコプターが捜索や警戒に当たった。
近くの小中学校では下校前の児童生徒を校内に待機させた。
銃声で騒ぎに気付いた男性(74)は「こんな市街地まで出てくるのかと思うと怖い」。
城山に隣接する杵築中学校の女子生徒(14)は「学校に入ってこなくてホッとしている」と話した。


黄金色のイノシシ捕獲 田辺の玉井さん (2015年1月28日 紀伊民報)

和歌山県田辺市上秋津の農業、玉井芳宏さん(59)が27日、
毛色が黄金色のイノシシをくくりわなで捕獲した。
玉井さんは「こんな毛色は初めて」と驚いている。

このイノシシは体長約110センチ、重さ約50キロ。
くくりわなは玉井さんの梅畑に2週間ほど前から仕掛けていた。
27日朝見回っていて見つけた。全体的に毛色が白っぽい褐色で、光が当たると黄金色に見える。

玉井さんらは十数年前から農地を守るため、農家でグループをつくり、
くくりわなでイノシシを捕獲している。
毎年10匹前後捕獲するが、これほど毛色の薄いのは初めて見たという。

黄金色のイノシシ捕獲



韓国 レストランにイノシシが飛び込む (2015年1月27日 韓国)

英紙「デイリー・ミラー」の26日付報道によると、最近、
韓国の高速道路のあるサービスエリアのレストランでは、
1頭のイノシシに飛び込まれて、食事中のお客さんたちがびっくり仰天した。

イノシシがレストランのガラスを割って壁にぶつかり、食事中のお客さんたちがびっくりして逃げ回った。
怖くて数人のお客さんがテーブルに上り、1人の大胆なお客さんは椅子を利用してイノシシに対抗した。
最終的には、イノシシはレストランの引き戸から逃げた。

韓国のレストランにイノシシ乱入



人懐こいイノシシ人気 佐伯市弥生 (2015年1月22日 大分合同新聞)

佐伯市弥生大坂本で、餌づけされているイノシシ「うー太郎」が、近所で人気者となっている。
「お座り」などの芸を覚え、道行く人に愛嬌(あいきょう)を振りまいている。
餌づけしているのは佐藤和江さん(62)。
昨年9月下旬に犬を連れて散歩していた際、竹やぶの中にいた生後3カ月ほどの“ウリ坊”を見つけた。
体長約30センチで骨が浮き出るほど痩せていた。
「親に見放されたのかも」とかわいそうに思い、近くにサツマイモを置くと次の日にはなくなっていた。
1週間ほど続けると懐き、「うー」と呼ぶと竹やぶから姿を現すようになった。
今では体長1・2メートル、体重は25キロほどに育ち、「お座り」などの芸も覚えた。
佐藤さんの手からサツマイモを食べ、毛づくろいをすると気持ちよさそうに寝転ぶ。
犬とじゃれ合って遊ぶなど、かわいい姿は周辺で人気となり、毎日「うー太郎」を見にくる人もいるという。
佐藤さんはこれからもいろいろな芸を教え込むつもりだが、
「これから牙が出てくると、誰かにけがをさせてしまうのではないかと心配。
飼ってくれる人がいればお願いしたい」と話している。

大分県佐伯市のイノシシ



人工島にイノシシ出没、捕獲作戦いまだ不発 兵庫・西宮 (2015年1月22日 朝日新聞)

兵庫県西宮市の人工島・西宮浜で、体長約1メートルのイノシシが繰り返し出没している。
17、18日には住民3人が相次いで手足をかまれ、けがをする事態に。

市が捕獲に乗り出し、ねぐらとみる海辺の茂み一帯をフェンスで封鎖した。
「六甲山系を川沿いに下り、橋をわたってやってきたのでは」と市職員。
わなを仕掛けてエサで誘っているが、作戦開始から3日目となる21日も、まだ尻尾は見えない。
徹夜で監視を続ける警備員との根比べが続いている。



イノシシ出没相次ぐ 直江津駅前で目撃 上越教育大では捕獲作戦も (2015年1月21日 上越タウンジャーナル)

新潟県上越市の市街地などでイノシシの出没が相次いでいる。
2015年1月17、18日には大学入試センター試験が実施されていた上越教育大学構内で、
1月19日夜にはJR直江津駅前の飲食店の集まる場所で、相次いで目撃された。
上越教育大学構内にはイノシシのねぐらのようなものがあったことから1月20日、
市や警察、猟友会による捕獲作戦が行われた。

市や上越警察署によると、上越教育大では敷地内の校舎東側の弁天池付近で
1月17、18日、イノシシが目撃された。
体長約1mで、目撃場所の近くでねぐらのような跡が見付かり、イノシシが滞留していることが分かった。
市と警察と猟友会が1月20日午後1時から、イノシシを捕獲作戦を実施した。
大学の敷地内で近くには住宅や自動車学校などがあることから、
銃は使わず合計10人で追い込み捕獲する作戦で、
午後3時過ぎ池の南側でイノシシを見付けたが、捕獲はできなかった。
今後はわなの設置を検討している。
このほかにも市街地でイノシシが出没している。
1月19日午後8時30分頃、飲食店が集まる西本町4の八坂神社付近で体長約1mのイノシシが目撃されている。
直江津南小学校方向に逃げていったという。

また1月20日午前7時20分頃には、同市上野田で車を運転していた人が、イノシシを目撃している。
 市環境保全課では「市街地でも出没しているので、
もし出会ったら物陰に身を隠すなど注意してほしい」と呼び掛けている。



兵庫の人工島でイノシシに襲われ3人けが (2015年1月19日 日刊スポーツ)

18日午後9時ごろ、兵庫県西宮市西宮浜4丁目の海を埋め立てた人工島にある「海辺の道公園」で、
ランニング中の男性(24)がイノシシに襲われ、右太ももに軽いけがを負った。

西宮署によると、現場付近では17日夜にも犬を散歩させていた夫婦がイノシシにかまれ、
2人とも軽傷を負った。
西宮署はパトロールを強化し注意喚起している。

西宮市によると、2013年10月下旬に付近でイノシシの足跡を確認し、わなを仕掛けていた。
昨年12月下旬には一度、捕獲用のフェンスに入ったが、
翌日に処分しようとしたところ、フェンスを破って逃げたという。
イノシシは人工島に住み着いているとみられ、西宮市農政課は
「人に慣れると民家周辺に出没するようになるので、餌を与えないで」と呼び掛けている。



人工島の公園でイノシシがまた人襲う ジョギング中の男性軽傷 (2015年1月19日 神戸新聞)

18日午後9時ごろ、兵庫県西宮市西宮浜4の「海辺の道公園」で、
ジョギング中の男性(24)がイノシシに襲われ、右太ももに軽傷を負った。
西宮署によると、イノシシは突然現れ、かんだ後にそのまま逃げた。
男性は近くの知人宅に駆け込み、助けを求めたという。
同公園では、17日夜にも同市内の夫婦がイノシシにかまれ、軽傷を負った。
現場の西宮浜は市南部の人工島で、昨年末からイノシシの目撃情報が複数ある



上教大でイノシシ目撃 (2015年1月18日 新潟日報)

18日午前11時半ごろ、上越市山屋敷町の上越教育大の敷地内で、
職員と上越署員がイノシシ1頭を目撃した。
大学入試センター試験が行われていたが、大学によると試験に影響はなかった。

上越署によると、イノシシは体長約1メートルで、大学敷地のやぶへ逃げた。
同大では17日にもイノシシが目撃されたため、署員らが付近を警戒中だった。


柏崎でイノシシの目撃相次ぐ (2015年1月9日 新潟日報)

9日午後6時半ごろ、柏崎市新道で体長約80センチのイノシシ1頭と小型のイノシシ4頭を
目撃したと近くに住む男性から柏崎署に通報があった。

目撃したのは柿栽培組合の倉庫近くにある柿畑で、イノシシは山の方向に移動した。
近くに民家があることから同署などが注意を呼び掛け、警戒している。
倉庫近くにある小学校では、敷地内で4日と8日にもイノシシ2頭が目撃されている。



イノシシに襲われ大けが 高森町の男性 (2015年01月9日 くまにちコム)

9日正午ごろ、高森町上色見の山中のスギ林で、ハンターの男性(69)がイノシシに襲われた。
男性は右脚などに大けがをし、病院に搬送された。イノシシはそのまま逃げた。

高森署や阿蘇広域消防本部南部分署などによると、イノシシは体長1メートル以上とみられ、
近くの自営業男性(43)が駆除のために仕掛けた「くくりわな」に足を挟まれていた。
ハンターの男性とともに、猟銃で息の根を止めようと近づいたところ、1人がイノシシにかみつかれたらしい。

わなは金具で獣の足を挟み込む仕組みで、太さ約4ミリの鋼鉄ワイヤで立ち木につながれていた。
ワイヤが切れており、イノシシが引き切ったとみられる。
地元猟友会は「普通は切れない。かなりの大物。
こんな事故は初めて」と話している。
イノシシはわなを付けたまま逃げたとみられ、高森町は「手負いで凶暴化の恐れがある」と
防災無線で注意を呼び掛けている。

町は、イノシシやシカの鳥獣被害の増加に伴い、わな猟の免許取得などを支援している。
駆除従事者には高齢者も多く、農林政策課は「高齢者はより重大な被害につながりかねない。
油断しないようにしてほしい」と話している。



上教大でイノシシ1頭目撃 (2015年01月9日 新潟日報)

9日午後2時半ごろ、上越市山屋敷町の上越教育大学の駐車場で、
学生がイノシシを1頭目撃したと、同大から上越署に通報があった。
イノシシは敷地内の茂みに逃げた。



校庭でイノシシ目撃、柏崎 (2015年01月8日 新潟日報)

8日午前7時半前、柏崎市新道の新道小学校グラウンドで、
イノシシ2頭を目撃したと職員から柏崎市役所に通報があった。
学校や市によると、市内の小中学校では同日、年明け後の授業が再開された。
新道小では目撃時、登校していた児童はいなかった。
同小では4日にも、駐車場でイノシシ2頭が目撃されていた。



150キロ大イノシシ仕留めた!「危なかった」 (2015年01月07日 読売新聞)

三重県伊賀市山出の櫻田常男さん(71)らの狩猟グループ5人が5日、
同市内の山中で、体長1・6メートル、体重約150キロのイノシシを仕留めた。
半世紀の狩猟歴でも記憶にない大物だといい、6日朝から解体して精肉にし、それぞれが持ち帰った。

櫻田さんのほか、中川正憲さん(67)(伊賀市沖)、中西定夫さん(67)(同市比土)、
稲本九一郎さん(73)(同市下神戸)、中越健安さん(72)(同市山出)の4人で、
いずれも20歳頃から狩猟を始めたベテラン。狩猟期間中は毎日のように山に入り、
グループで20〜30頭のイノシシを捕獲するという。

5日は、午前9時頃から同市の阿山地区の山に入って狩猟を開始。
午後2時頃、中川さんの犬が何度も中川さんのもとへ戻って来たため、
「(犬の)動きがおかしい」と無線で他の4人に知らせた。
直後、犬を追ってイノシシが出現。
長い狩猟歴でも見たことのない大きさで、距離は約20メートル。
慌てて銃を構え、5メートルほどの距離で仕留めたという。

イノシシは、10歳までとみられる雄。
協力して運び出したが、あまりの重さに少しずつしか運べず、車に乗せた時には、午後5時を回っていたという。
これまでは120キロ前後が最大といい、5人は
「こんな大物は記憶にない。10年に1頭捕れるかどうかだろう」と口をそろえる。

中川さんは「目の前に出てきたので驚いた。
今考えてみると、この大きさのイノシシに襲われていたら、危なかった。うまく仕留められた」と笑顔。
櫻田さんは「このあたりで、犬(狩猟犬)が何頭もイノシシにけがをさせられている。
こいつの仕業なのかも」と話していた。

イノシシや鹿の缶詰



「命無駄にできない」とシカやイノシシを缶詰に (2015年01月07日 読売新聞)

長野県阿智村内で捕獲されたシカやイノシシの肉を使った大和煮の缶詰が好評だ。
昨年作った約2000個はほぼ完売。
製造・販売元の阿智村ジビエ加工施設管理組合は今年、3000個を売り出す計画だ。
これらの動物による農林業の被害は同村でも絶えない。
村などは継続的な捕獲で被害軽減を図っているが、「命は無駄にできない」と、
猟友会関係者らでつくる同組合が2013年、シカやイノシシのバラ肉やすねの肉を使い、
しょうゆや砂糖、みりんなどで味付けした大和煮を作り、商品化した。
この年は370個を完売。
14年はその5倍以上を生産し、中央自動車道の阿智パーキングエリアや県飯田合同庁舎の売店で販売した。
珍しさに加え、肉のくさみを抑えた食べやすさで人気があるという。
シカ肉もイノシシ肉も、1缶160グラム入りで税込み700円。
県飯田合同庁舎にはシカ肉の缶詰なら昨年製造分の在庫がわずかにあるという。
問い合わせは同村ふるさと整備課にある同組合事務局(0265・43・2220)へ。

イノシシや鹿の缶詰



縁起良し!白イノシシ 山鹿市で捕獲 (2015年01月01日 くまにちコム)

山鹿市鹿北町で体全体が白色の幼いイノシシが捕まり、
鹿北町岩野で自動車整備工場を営む野中秀幸さん(58)がペットとして飼うことになった。
12月18日、山林に仕掛けられた箱わなに通常の茶色のイノシシと2匹で入っていた。
ともに体長約40センチで、歯も生えていなかったため、生後間もない、きょうだいではないかという。
雌雄は不明。

野中さんは本業の傍ら箱わなを製作・販売しており、まれに目撃情報があった白いイノシシを飼いたいと、
2年前から顧客の猟友会メンバーに相談していた。
「普段は厄介者のイノシシだが、えとのひつじのような真っ白い毛で縁起がいい」と野中さん。
白には「モモ」、茶には「ウリ」と名付け、愛犬と一緒に散歩するのが夢という。

白いイノシシ



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